2020年7月30日 日本時間午前8時〜9時
『NYの国連で見たグローバルヘルス外交の現場』
国連フォーラムNY勉強会では、JCIEとの共催で以下の勉強会を開催いたします。
国際貢献の場において、日本は時に、その貢献の大きさにも関わらず、その姿が見えにくい、声が聞こえないと言われることがあります。しかし、この数年、NYのグローバルヘルスの分野では日本の存在感を感じる機会が何度もありました。2018年の国連結核ハイレベル会合で日本は共同ファシリテーターとして世界最大の感染症対策に関する議論をまとめ上げ、政府関係者はもとより市民社会にも広くその貢献が認知されました。2019年は日本が世界的にリードしてきたユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)が同ハイレベル会合のテーマとなり、日本の国連代表部が各国代表部とともにFriends of the UHCを形成、議論の深化に貢献しました。2020年は新型コロナウイルス感染症の影響が世界を覆う最中、UHCの重要性を再認識し、さらに深化させるべく、主要ステークホルダーを招いたオンライン会合を準備し、国際社会に中長期的な行動と協力を呼び掛けました。
今回のウェビナーでは、NYでこれらの取り組みをリードされ、任期を終えて帰国されたばかりの前・日本政府国連代表部 参事官 江副聡さんに、これらの諸会合を柱に国連グローバルヘルス外交の現場のお話を伺って行きます。江副さんの視点で見た現場の様子や取り組みを通じて日本が果たした役割を知るとともに、今後のグローバルヘルス分野での日本のリーダーシップについて考える機会をご提供いただきます。
JCIEウェビナー『NYの国連で見たグローバルヘルス外交の現場』
主催:日本国際交流センター(JCIE)
共催:国連フォーラム
日時:2020年7月30日 日本時間午前8時〜9時
場所:Zoom
講演:江副聡さん(前・国連日本政府代表部 参事官)
進行:吉田智子 (JCIE/USA シニア・プログラム・オフィサー)
言語:日本語
申込:https://bit.ly/2ZJtDMf
江副聡さんプロフィール
2002年厚生労働省に入省、医療安全や診療報酬を担当した後、2005年にハーバード大学ケネディ行政大学院・公衆衛生大学院 にてMPA/MPHを取得後、障害保健福祉部精神・障害保健課(精神保健)、ジュネーブのUNAIDS(国連合同エイズ計画)にて勤務。健康局がん対策推進官(がん対策)、国際保健企画官(WHO、G7等国際保健担当)を経て、NYの国連代表部へ。この7月に任期を終え帰国。
皆さまのご参加を心よりお待ちしております!
国連フォーラム・ニューヨーク
勉強会班幹事一同
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