ヨルダン・スタディ・プログラム

JSP 渡航前の活動まとめ

第一回勉強会
7月7日七夕の日に、第1回目の勉強会を開催しました。JSPではメンバーが4つのグループに分かれて、渡航前に4回開かれる勉強会のオーガナイズや内容の研究を担当します。
今回の1回目の勉強会では、渡航するヨルダンの歴史や国際関係上の立ち位置について、ディスカッションやプレゼンを通して知識を深めました。写真の関東会場のほか、関西会場や海外からオンラインで多くのメンバーが参加しました。

ALL‐SP 交流会
6月29日にAll SP交流会が行われ、JSP参加者も多く参加し過去10年間のSP参加者との交流を深めました。登壇していただいたのは①シンガポールでビジネスマンとして活躍している久保さん②ウガンダで難民の教育支援に携わる藤田さん③アフリカを舞台にプログラミング学習教材を提供している亀山さん④Save the Childrenで子供の権利に関する仕事に取り組む西崎さんの4名でした。みなさん過去のSP参加者です。
SPに関するアドバイスを貰えたのはもちろん、SPの経験を経て世界で活躍するロールモデルを知れたこと、繋がりができたことはとても貴重な機会になりました。グローバルキャリアを志す若者にとって重要な知識・人脈を得られるチャンスがスタディ・プログラムに参加することで広がっていくことを実感しました。

第2回勉強会
7月20日に2回目のJSP勉強会が行われました。前回同様、東京会場・関西会場・オンラインを通して多くのメンバーが参加して、Interactiveな議論を重ねました。 今回は保護・水衛生・食糧・保健医療・教育の5つにテーマを絞って、難民キャンプや難民受け入れ国が行っている初期支援について考え、知識を共有しました。
まだまだ知らないことがたくさん出てきて参加者は焦る気持ちもありますが、同時にどんどん知識が深まってきてヨルダン渡航が楽しみになってきています。勉強会はもちろん、SLACKで毎日のように行われているMeetingや懇親会、イベントを通してメンバー同士の仲も深まってきており、それらもモチベーション高く活動できている要因です。

夏のネットワーキングカンファレンス
7月27日、JSPチームも参加した国連フォーラムネットワーキングカンファレンスが行われました。
JSPセッションは2部構成で行われ、最初にJSPの概要と勉強会で学んだこと・現地で見たいことをまとめたプレゼンをみせ、次に人道支援の専門家を招いたパネルディスカッションを行いました。
会場の雰囲気や観客の反応もよく、納得のいく発表になりました。このプログラムの魅力や意義を幅広い世代の方にPRすることも我々の重要な役目であることを実感しました。

第3回勉強会
渡航が1ヶ月後に迫り、各グループでヨルダンでの活動の準備が進められる中、8月11日に第3回の勉強会が行われました。今回のメインテーマは難民とヨルダン人の共存についてとことん考えること。政策・経済活動・個人の幸福の3つの観点から長期化している難民滞在問題の打開点を話し合いました。
これまでの勉強会やイベントを通して皆の知識も深まってきているので、今回もとても内容のある議論が出来たと思います。ヨルダンでの活動がより有意義なものになるよう、最後まで最高の準備をしていこうとメンバー一同気を引き締めました。

TICAD直前 出版記念セミナー
8月24日、東大駒場キャンパスにて上記のイベントが開催され、JSPからも多くのメンバーが運営スタッフとして参加しました。JICA広報室長の天田さんを始め、8人の豪華なゲストにSDGs時代の国際協力について議論を繰り広げていただきました。
司会やゲスト対応などの当日対応はもちろん、事前準備としてイベントの構成を何度も話し合ったりやゲストとのやり取りなどを一通り経験できたことはメンバー個人個人の成長につながる大きな経験となりました。

第4回勉強会
 第四回のテーマは“ヨルダンの未来”。SDGsのどのゴールがヨルダンの未来の“レバレッジポイント(起点)”になりうるのか?それぞれの意見を議論しました。また勉強会の終盤には、これまでの研究を踏まえて参加者それぞれが持っているヨルダンへの“仮説”をみんなとシェアしました。
1週間後からいよいよヨルダンでの活動がスタートするということで、準備してきたことを存分に生かして有意義な時間を過ごしてこようと皆で誓いました。