2.3. みんなで作る~コンセプト、組織体制~
2.3.1. コンセプト
国連フォーラム・スタディ・プログラムのコンセプトは、「みんなでつくる」である。その名のとおり、国と渡航の時期は決まっているが、その他はメンバーが一緒になって作り上げていく。今年も国際協力、難民問題に関心のある背景の異なる57名のメンバーが集まった。毎年国を変えて実施しているスタディ・プログラムだが、年によってメンバーも変われば進め方からチーム編成まで異なる。オンラインでの毎週の定期ミーティングや、時には毎晩のようにミーティングやチャットを重ね、様々なアイデアを出し合い、メンバーそれぞれの得意分野を最大限に活用した。そればかりではない。メンバーは自分の得意分野を伸ばすだけでなく、時にはやったことがないことや苦手だと思うことにも挑戦する。それは、多様なメンバーがいるからこそできることであり、それぞれが自分自身の役割を見出し、自らの成長を実感できることは、このプログラムの大きな魅力のひとつでもある。
2.3.2. 渡航前の組織体制と活動
JSPではプログラムとしての活動を渡航前と渡航後に分け、参加者それぞれ1つか2つの班に所属し活動した。渡航前には企画班、研究班、リスク管理班、会計班、資金調達班、広報交流班の6つの班に分かれて渡航に向けての準備を進めた。
詳細は後述するが、企画班はJSP渡航時の訪問機関やロジスティックスを担当し、研究班は渡航前の勉強会の開催、資金調達班はスタディ・プログラムの初めての取り組みとしてJSPの活動に資する諸事業や新規企画の検討を行った。又、犯罪や病気を回避したり被害を最小限に止める方法の共有を行うリスク管理班や、現地滞在費を見積もりメンバーからの集金や現地会計を現地会計を担う会計班など縁の下の力持ちの班もある。広報交流班は、全世界にいるJSPメンバーの交流を深めるためにオンライン/オフライン交流会やお話会を企画したり、参加者以外にも活動を紹介する重要な役割を担った。
なお、渡航後の班については6部を参照されたい。
2.3.2.1. 企画班
i) 役割
企画班は、ヨルダンでの現地プログラムを企画・策定する、スタディ・プログラムの要となる班である。主に(1)現地での訪問プログラム作成(2)ロジ手配・調整の2つの役割があり、小チームに分かれながらも相互に協力しながら活動を進めた。前者は、現地でのプログラムを考えて訪問機関のアポ取りをすることを担当し、後者は現地でのホテルや移動手段、レストラン等の調査と手配を担当した。
ii) 活動
企画班の活動は、「みんなで作る」というコンセプトのもと、訪問する国と期間しか決まっていないところからスタートした。今回の参加者数は、スタディ・プログラム史上最大の57名だった。難民キャンプや事業地は大人数での訪問が難しいことが多いため、例年よりも多くのアポを取り、小グループで訪問する必要があった。最初に参加者の現地プログラムに関するビジョンを共有し、興味のある分野や訪問したい機関、事業地をリストにした。訪問を希望する機関とコンタクトを取り始める前に、参加者で各機関の概要やその事業、難民キャンプの状況についても勉強をした。各機関とのコンタクトは、スタディ・プログラムのアドバイザーや参加者の持っている人脈や、過去のスタディ・プログラムで作成したメールのひな形・コンタクトの取り方などの組織知を活かしながら活動していった。
土地勘のない国で、遠隔でロジを手配していくことは一苦労だった。現地に住んでいる方などから情報をいただきながら、ホテルや移動手段、通訳の比較検討リストを作って見積もりを取っていった。ホテル選びは、50人以上が滞在できることはもちろん、ミーティングができる会議室の有無、今回は車いすの参加者がいたのでバリアフリー化の是非、朝食時間やお昼ご飯のランチ・ボックスの提供可否も合わせて確認した。移動手段の調整は、本当に大変だった。なぜなら、今回はヨルダンの北部から南部までを1日3~4グループに分けて移動する行程だった上に、参加者の興味や訪問できる人数上限に応じて別々に行動したり合流したりする行程だったからだ。車両の種類も、難民キャンプや細い路地を多く通る場所は小型~中型車両を手配するなどの工夫をした。訪問先の状況に応じて通訳の手配も行った。
渡航前は、訪問機関との調整やロジ調整で、常に1日5~20通のメールが行き来していた。参加者が本業を別に持っている中で、時間の捻出は大変だった。渡航直前は、必要なアポ取りや調整が終わらないのではというプレッシャーと闘い、睡眠時間を削ってプログラムの調整をした。参加者がアジア、ヨーロッパ、アフリカ、中南米と様々な地域から来ていたので、時差を利用して、作業をリレー形式でまわしながら進めることもあった。
参加者全員で協力して、訪問機関とコンタクトを取り、ロジ手配・調整を行った結果、事故なく20以上の国連・現地政府・現地日本国大使館・JICA・NGO・民間企業を訪問をすることができた。また、国連機関と外務省及び在ヨルダン日本国大使館にもご支援いただき、ヨルダン政府の許可が必要なザータリ難民キャンプやアズラック難民キャンプ、パレスチナ難民キャンプを訪れることもできた。さらには、70~80人規模の、ヨルダン在住の日本人の交流パーティーにも参加させていただくこともできた。
多くの方々にご支援いただきながら、現地プログラムを作成して無事に終了することができたことは、全員の成果といえる。また、現地プログラムを作り上げる過程で、データ集計・分析や英文メールの書き方等の各スキルに加え、遠隔でのチーム運営やタスク管理、コミュニケーションを経験することができ、チーム・メンバーの良い成長の機会にもなった。
2.3.2.2. 研究班
i) 役割
研究班の役割は、参加者が現地渡航において最大限の学びを得るために、現地のプロジェクトや課題に関する渡航前の勉強会を複数回に渡り、企画・実施することである。また、この勉強会は参加者同士の交流という意味でも大きな役割をはたす。
ii) 活動
具体的には、(1)勉強会にて取り扱う研究テーマのとりまとめ(JSPメンバー全体への提案、チーム分けなど)、またそれに伴う(2)企画班との連携(現地訪問機関・プロジェクトに関する勉強)、(3)勉強会の企画・日程調整・ロジ・発表内容への助言(毎月実施・3~5回程度)、(4)渡航に向けての準備(訪問機関ごとの質問リスト作成および振り返り会の企画)、(5)8月に行われるネットワーキングカンファレンスでの広報・交流班との連携(セッション内容と勉強会での学びを掛け合わせ)の主に5つを執り行った。
(1)研究テーマのとりまとめおよび(2)企画班との連携に関しては、本スタディプログラムのテーマに基づき、参加者の関心のあるテーマ、訪問機関、問題意識等をアンケート調査したものを参考にして、研究班内でブレインストーミングを行い、研究テーマを策定した。各会のテーマは、第1回「ヨルダンの概要を知る」、第2回「短期的フェーズ(3~6ヶ月)における難民キャンプ支援の現状及び課題」、第3回「長期的フェーズ、難民とホストコミュニティの共存」、第4回「ヨルダンの未来 SDGs各課題の視点から」となった。
(3)に関しては、まず勉強会の回数や各勉強回ごとのフォーマットや時間(発表とディスカッションの割合など)に関して議論した。勉強会は4回行うこととし、単なる知識のインプットではなく、参加者全員が自分で考える場となるよう、ディスカッションの時間を長くとった。また今年の勉強会の準備は、研究班が中心となり、他班のメンバーにも参加してもらう方式を採用した。それにより、参加者全員が能動的に事前準備に参加するきっかけを作ることができ、何らかの仮説をもって現地に渡航できると考えたためである。研究テーマに基づき、勉強会ごとに小チームに分かれて準備を行った。
(4)に関しては、訪問機関ごとの質問リスト作成および振り返り会の企画を行った。各勉強会メンバーに訪問予定の機関を割り振り、勉強会で担当した内容に関わる機関のプロジェクト事前調査及び仮説共有、それに基づき質問リストの作成を行った。渡航中の振り返り会の企画については、渡航中毎夕食時に実施し、その日に訪問した機関のブリーフィング内容及び参加者の所感を訪問したグループ内で議論したのちに、全体共有を行った。
(5)に関しては、国連フォーラム主催の夏に実施されるネットワーキング・カンファレンスにて、スタディプログラムを紹介する発表に向けての準備を行った。広報・交流チームと連携し、研究チームは主にセッション内容の助言をし、発表内容が質の高いものになるよう尽力した。
2.3.2.3. リスク管理班
i) 役割
リスク管理班の役割は、本スタディ・プログラムを渡航前から渡航終了まで安全にかつ健康的に渡航に遂行することだ。危機管理チームと保健チームの二つのチームに分かれて、リスクの特定、分析、評価といったリスクアセスメントと、それらへの対応策を考えていくリスクコントロールの枠組みに基づいて情報を整理し、渡航前・渡航中、JSP全体に共有した。渡航中には、緊急連絡体制の整備や保健セットの管理などを通して、プログラム中に発生しうるリスクに迅速に対応できるように備えた。
ii) 活動
具体的な渡航前の活動して(1)「安全対策マニュアル」の作成(2)予防接種やビザを始めとするヨルダン特有の情報の共有(3)参加者の日本での緊急連絡網の作成が挙げられる。また渡航中には(4)企画班と連携しながら入国から出国までの安全管理・保健対策を行なった。
まず(1)「安全対策マニュアル」の作成(2)ヨルダン特有の情報の共有について、本班全体として、例年は複数作成していた資料を「安全対策マニュアル」に一本化し、その内容を充実させることで、リスク管理チームから必要充分な情報を提供した。特にJSPにおける訪問国であるヨルダンにおいては、宗教や難民キャンプ訪問が特徴であったので、その点に留意した。具体的には、危機管理面において、テロ/ストライキ(デモ)、外国人や日本人を狙った誘拐や犯罪、スリ・置引き等、交通機関における事件・事故、現地の法律や慣習などに関する注意、自然災害、危険スポットなどに関して自分たちで調べてマニュアル作成を行なった。また、現地の服装や食事情報などを共有し、渡航メンバーの精神的な不安や課題を解決するように心がていた。保健面では疾病(熱中症、食中毒、感染症他)、病院にかかる場合の注意事項病院リストについてそれぞれヨルダン固有のものについて検討し、近くの病院情報や対策を考慮してマニュアル作成を行なった。
次に(3)緊急連絡網の作成について、メンバー全員の緊急連絡先を確認することにより、有事の際に迅速に行動してリスクを軽減させるための準備を行なった。
(4)入国から出国までの安全管理・保健対策については、同時間帯に到着する人同士でのグルーピングを行ない、ヨルダン入国からホテル到着、ホテル出発から出国までの安全管理を行なった。またプログラム中には、各行動班ごとにインターネットが繋がる通信機器を配布し、担当者が常に班ごとの動きについて連絡すると同時に、有事の際にも常に連絡が取れる体制を整えた。保健面については、各訪問班ごとの保健担当者が保健セットを携帯し、訪問先で何かあった際の応急処置に備えた。
2.3.2.4. 会計班
i) 役割
会計班の役割は、プログラム全体にかかる支出を適切に管理することだ。不要な出費をなくし透明性の高いプログラムにすることに加え、学生も含む幅広い層が参加しやすい費用をめざし、予算を管理する。裏方の仕事のようにも思えるが、参加費が高額になってしまうことや、これまでスタディ・プログラムが築いてきた信頼が不適切な支出のせいで損なわれてしまうことを防ぐ、重要な役割である。
ii) 活動
会計班の活動は、他班と関わる機会が多い。例えば渡航前には、ホテルや移動車の予約について、企画班と緊密に連携していた。企画班の進行を妨げないよう、迅速な対応を心がけつつも、内部の指針に照らし合わせたうえで、客観的かつ慎重に妥当性の判断を行っていた。
渡航中は、参加者からの集金が無駄に使われないように、毎晩適正な支出が行われているか確認していた。
難しかったのは、昨年度までの前例をそのまま適用できるわけではない、という点だ。もちろん過去のスタディ・プログラム参加者が作成した会計資料も参考にさせていただいたが、今回のスタディ・プログラムは60名近くと大人数の参加であったことから、予算や集金スケジュールをより考慮する必要があった。例えば、ひとりあたり1,000円予算オーバーしただけでも、全体では50,000円の予算不足となってしまう。渡航中のトラブルを防ぐため、かかる費用を綿密に調査し、余裕を持った金額で集金を行った。またスケジュールについても、一度での支払いが難しい参加者のために、分割集金など工夫して相談・対応することができた。
渡航後は、報告会や新規事業などにおいて(チーム構成については第6部を参照のこと)、参加者の学びを広く一般に共有するための支出に積極的に対応していく。
2.3.2.5. 資金調達班
i) 役割
資金調達班の役割は、外部から資金調達を行うことである。資金調達を行い、得た資金を適切に使用することにより、スタディ・プログラムの達成目標である「知識の習得と議論する力の獲得」や「学びや経験の発信と議論の深化」などを促進する狙いがある。また、資金調達に挑戦することにより新たなノウハウを獲得し、国連フォーラムにおける今後の活動の幅を広げるという副次的な役割も担った。
ii) 活動
資金調達班の発足はスタディ・プログラムにおいて初めての試みであったため、最初に資金調達コンセプトの確立を行った。班内での議論や、参加者全体へのアンケートの結果、「若い世代の教育・応援」「興味がない層にヨルダンや国際協力のことを知ってもらい、アクションを起こしてもらう」「自らの現地での学びの可能性の拡大・深化」という3つのコンセプトを定めた。
コンセプトの確立後は、資金調達方法の検討を行った。資金調達の成功事例の検討や、様々な資金調達手段の比較を行うことにより、主な手段としてクラウドファンディング、補助的な手段として講演などを行うことによって対価を得る方法に絞った。両者とも、スタディプログラムとしてある程度経験のあることや、実現可能性が比較的高いことなどが主な選択要因である。クラウドファンディングを行うに先立って、各クラウドファンディング会社を比較した。その結果、充分な実績があり、比較的手数料が安価かつ企業コンセプトが資金調達班のコンセプトと合致している会社を選択した。
次に、実施施策を吟味した。班内での議論の結果、(1)スペシャル報告会、(2)大衆向けメディア活用、という2つの施策に絞られた。(1)は、国際協力や難民問題について興味があっても機会が持てないような人々を主な対象とし、スタディ・プログラムの参加者自らが出張講演をするというものである。(2)は、国際協力や難民についての興味があまりない人々も含めた一般大衆をターゲットとし、雑誌などのメディアに対価を支払うことにより情報を掲載したり、リーフレットを作成・配布したりすることにより、広報媒体を通じて多くの人々に情報を拡散するというものである。
最後に、資金の具体的な使途用途を議論した。これはクラウドファンディングを行う際に最も重要な事項である。なぜなら、必要となる金額や、資金調達後の具体的なスケジュール、施策の具体的な内容といった情報がなければプロジェクトとして曖昧であり、クラウドファンディングが成立しないからである。しかし、施策案はあったものの、JSPとして現地に赴き、実際にどのような情報を得て帰国後に発信できるのかということは、渡航前には明確ではなかったため、資金の具体的な使用用途を確立させるには課題が残った。そこで、資金調達班としては渡航前における資金調達の実施を保留し、渡航後に自分たちが得た情報をもって資金調達を再開するという結論に至った。また、現地における情報のインプットを最大化するためにはどうすればよいかという議論を班内で行い、ヴァーチャルリアリティ(VR)カメラを用いた撮影を現地で行うこととなった。
2.3.2.6. 広報・交流班
i) 役割
広報・交流班の役割は、JSPでの活動を外部へ発信する渉外活動と、JSP内全体の交流を促進することである。主に、下記に詳述する4チームに分かれて、それぞれの活動に従事しつつ、企画班や研究班・資金調達など他班と連携しながら、JSPの内部と外部の交流や情報交換を促進することを大きな目的とする。
ii) 活動
渡航前の具体的な活動として、(1)PR、(2)交流、(3)国連フォーラム主催ネットワーキング・カンファレンス(4)プログラムのしおりという、大きく4つの分類ごとにチームを結成し、各チームの主題に沿ったタスクを遂行した。また、渡航前のその他の活動として、PRの一環でウェブサイトの構築・運営を行った。
(1)PRチームでは、主に対外的な情報発信のためのSNS運用、写真・動画管理、ウェブサイト構築が主な作業内容である。具体的には、facebookやInstagramなどのSNSを通してJSPでの活動内容を発信するため、記事の執筆・投稿を行った。発信内容としては、JSP参加者へのインタビューや、企画班や研究班など他班の活動を紹介した他、ヨルダンの文化や訪問機関についての説明も発信を心がけた。写真や動画の管理では、主に渡航前・渡航中のJSP参加者同士の交流や勉強会の様子を納めた写真や動画を保管した他、渡航中の写真を元に動画を作成して交流企画に活用した。ウェブサイト構築に関しては、国連フォーラムのウェブサイトにあるスタディ・プログラムのウェブページの編集を主に行い、SNSとは異なる方法でJSPの活動に関する情報提供を実施した。
(2)交流チームでは、主にJSP内部の交流を促進する懇親会やお楽しみ企画・運営を行った。JSPの参加者は日本全国、そして海外の様々な地域に居住しているため、プログラムの作業を行うにあたって、参加者の間で信頼関係が生まれる雰囲気づくりが非常に重要となる。そのため、交流チームではオンラインでの雑談会を実施し、様々なテーマで自由に雑談できる機会を設けたり、勉強会後や現地渡航中に懇親会を企画し参加者間の交流に貢献した。
(3)ネトカンチームは、国連フォーラムが年に2回実施しているネットワーキング・カンファレンスの夏の会において、JSPのセッションの企画・運営を行った。ネトカンは、国連や国際協力に関わる実務家や研究者、学生など国際協力に関心のある人を対象にした情報交換の場として開催されているイベントである。JSPのセッションでは、「難民・人道支援のプロフェッショナルと語る-難民・人道支援のこれまでとこれから-」というテーマのもと、難民・人道支援の最前線で活動してこられた3名のゲストを招聘し、パネルディスカッションを行った。ゲストスピーカーは特定非営利活動法人UNHCR協会理事長の滝澤三郎氏、元国連世界食糧計画(WFP)の忍足謙朗氏、国境なき医師団看護師の白川優子氏をお呼びし、難民支援をはじめとする人道支援における課題や困難を共有してもらいながら、会場では全体を巻き込んだ議論が展開された。ネトカンチームでは、これらのセッションの企画やゲスト対応、発表資料作成などの管理を主に行った。
(4)プログラムのしおりに関するチームは、渡航中のプログラムの全容が分かるしおりを作成することが主な役割である。プログラムのしおり作成では、特に渡航直前にかけて企画班やリスク管理班と連携しながら、随時情報をアップデートし、プログラム内容の把握と情報の反映を心がけた。また、プログラム内容の把握と同時に、参加者間の交流や訪問機関の活動への理解を促す要素を盛り込み、メンバーの自己紹介や趣味などに関するコンテンツや、訪問機関の概要を掲載した。