2020年夏のネットワーキング・カンファレンス(ネトカン)が終了しました!!
8月2日(日)に国連フォーラム主催夏のネットワーキング・カンファレンス(ネトカン)が開催されました!
参加申し込み者数は300名を超え、非常に実りある時間となりました。
今回はネトカンにて冒頭のスタディ・プログラムの説明を担当いたしましたさやがネトカンを終えての感想や学びについて書きます。
事前準備
8月2日のネトカン当日を目指し、USPでは2カ月前の6月上旬から準備を始めました。テーマ設定、ゲスト決め、広報の開始など、やらなければならないタスクはたくさんありました。
事前準備の作業において、最も印象に残っているのは、テーマ設定です。他のメンバーとともに何度も話し合い、私たちが「今」伝えられることはなにかを考え抜きました。
海外に渡航することが大好きなUSPメンバーにとって、新型コロナウイルス感染症の世界的流行は衝撃的な出来事となりました。海外に自由に渡航することが難しくなった今だからこそ、日本にいる私たちができることはなんだろう・・・?というメンバーの想いから「with/postコロナ時代の新しい国際協力」というテーマを設定しました。そして、私たちの渡航予定であるウガンダを事例に、ステキなゲストの方々とともに考えることが決まりました。
リハーサル
ネトカン開催間近には、リハーサルを何度も行いました。リハーサルですらこんなにも心臓がバクバクしているのに本番はどうなるのだろう、と不安でいっぱいになる日も何度もありました。そんなときメンバーがかけてくれた「大丈夫!一緒に頑張ろう!」という声掛けにとても勇気をもらいました。
本番!!
緊張のあまり少し寝不足な状態のまま時間は過ぎてゆき、あっという間に開始時間になりました。
画面に映るUSPメンバーの顔を見て少しホッとしたことを強く覚えています。USPの活動が4月に開始され、すでに4ヵ月が経ちました。しかし、いまだオフラインでは会えていません。それでも顔を見ただけで安心できるような関係になれたのはステキだなぁとしみじみ思っていました。私の話が終わると緊張の糸がほどけ、そこからの1時間半はあっという間に感じました。
ゲストの方々の話を通して
新型コロナウイルス感染症の世界的流行を通して、世界はつながっていることを改めて感じたというお話がありました。日本で新型コロナウイルス感染症に罹患している人がゼロになれば、日本国民は恐怖から開放され、制限なく生活できるわけではなく、いままでのように自由に安心して海外に渡航することもできないだろうという話もありました。私たちはいま世界共通の課題に取り組んでいるという話が印象に残りました。
頭ではわかっていたものの、世界はつながっていること、各国が協力しあうことの必要性について再認識できました。
ネトカン企画を通して
新型コロナウイルス感染症の蔓延に伴い、今までで「当たり前」に実現できていたことも、困難が生じるようになりました。できないことを悲嘆することは時に大切ですが、今できること・今だからことできることに着目し、国際協力の分野に今後も関わっていきたいと強く感じました。
次回もお楽しみに!