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国連フォーラムの皆様

2月20日(金)にボストンで行われます、国連フォーラム、ハーバード公衆衛生大学院武見国際保健プログラム、ボストンJapan Society共催の勉強会の案内です。

今回は、講師に前参議院議員・元厚生労働副大臣で、現在、ハーバード公衆衛生大学院リサーチ・フェロー、日本国際交流センターシニアー・フェローの武見敬三さんをお招きし、「国際保健と人間の安全保障」という演題でお話を伺う予定です。

武見さんは現在、「国際保健の課題と日本の貢献」研究プロジェクトで、政府関係者、援助実施機関、学者、NGO等多様なセクターの代表で構成される研究会(通称:武見研究会)の主査を務められ、昨年行われた北海道洞爺湖サミットにおいて提出されたG8保健専門家による報告書「国際保健における洞爺湖行動指針」の取りまとめに大きく寄与されました。また、洞爺湖行動指針で強調され、サミットで首脳間の合意をみた保健システムの強化について、サミット後も精力的にフォローアップされておられ、1月16日には「保健システム強化に向けたグローバル・アクション:G8への提言」を日本政府に提出されました。武見さんにはこれらの動きを踏まえ、保健システム強化の実質的内容、人間の安全保障との関連、日本の役割、今後の展望などについてお話いただく予定です。

勉強会には、武見さんに加え、マイケル・ライシュ・ハーバード公衆衛生大学院教授にもご参加いただき、議論に加わっていただく予定です。

また、初めて勉強会をボストンで開催することから、勉強会後、ボストンでオフ会を行うことも予定しております。こちらの詳細も後日お知らせしますが、オフ会のみの参加も歓迎いたしますので、みなさま奮ってご参加ください。

(略 歴)武見敬三(たけみ・けいぞう)氏 
ハーバード公衆衛生大学院リサーチ・フェロー及び日本国際交流センターシニアー・フェロー。
慶應義塾大学法学部政治学科卒業、慶應義塾大学法学研究科政治学専攻修士課程修了。1976年より、外国留学を含め学問の世界へとのめり込み、同年、台湾師範大学中国語を中心に研究。1977年、ハーバード大学東アジア研究所客員研究員。1980年より東海大学にて教鞭を志す。1984年には夜のテレビ番組「CNNデイ・ウォッチ」で約三年間アンカーマンを勤める。そして1987年にはテレビ朝日の「モーニングショー」のメインキャスターとして、総合司会を勤める。1995年より東海大学教授となり、日本医師連盟の推薦のもと参議院議員初当選。2001年には参議院二期目再選。議員期間中は外務政務次官、厚生労働副大臣まで数多くの役職を歴任。2006年には国連事務総長下のハイレベル委員会委員に就任、国際的な活躍も行う。2007年、日本医師会総合政策研究機構(日医総研)特別研究員、ハーバード大学公衆衛生大学院及び日米関係プログラム客員研究員、及び日本国際交流センターのシニアー・フェロー「国際保健の課題と日本の貢献」研究会の会長に就任 。現在渡米中。

(略 歴)Michael R. Reich(マイケル・ライシュ)氏
ハーバード公衆衛生大学院国際保健政策武見太郎教授。
エール大学より分子生物物理学・分子生物化学学士号、東アジア研究(日本研究)修士号、政治博士号取得。1983年よりハーバード大学で教鞭を執る。現在、同大学国際保健武見プログラムのディレクターも兼務。主要研究テーマは保健政策における政治的側面、特に貧困国の保健政策や政策形成過程の政治、医薬品へのアクセスといった薬事行政への造詣が深い。2002年には保健分野における官民パートナーシップの事例研究をとりまとめた Public-Private Partnerships for Public Health”を監修した他、先進国、途上国における保健医療改革の政治経済的側面について多くの研究を実施し、その成果に基づいて公共政策の政治を分析するためのソフトウェア(PolicyMaker)を開発した。なお、日本に居住経験があり(1971〜74年)、以来、年に一度の頻度で来日している。東京女子医科大学、日本心臓血圧研究所、慶応大学医学部公衆衛生学教室、(旧)国立公衆衛生院、東京医科大学、日本医師会にも所属していた。日本に関する著書として、ノリ・ハドル、マイケル・ライシュ他『夢の島―公害からみた日本研究』(サイマル出版会、1975年)、加藤周一、マイケル・ライシュ、R.J.リフトン『日本人の死生観』(岩波新書、1977年)等がある。

1.概要
日 時:平成21年2月20日(金)15:00-17:00
テーマ:「 国際保健と人間の安全保障」
講 師:武見敬三(前参議院議員、元厚生労働副大臣、ハーバード公衆衛生大学院リサーチ・フェロー、日本国際交流センターシニアー・フェロー)
場 所:ハーバード公衆衛生大学院(Harvard School of Public School)内
(ビル名) Kresge Bldg. (SPH 1) 
(部屋)KRSG G2 (KresgeBldg.の地下階)
(住所)665 Huntington Avenue, Boston, MA 02115
(地図)http://www.hsph.harvard.edu/about/files/Longwood_Campus.pdf

2.お申し込み
出席希望の方は、2月18日(水)正午までに国連フォーラム勉強会担当 (錦織・中山:unforum-benkyokai@hotmail.com)まで、ご氏名、所属先及び電話番号をご連絡ください。

3.集合方法
参加者は、KresgeBldgの正面玄関で、守衛の方に「G2ルームで開催される『国際保健と人間の安全保障(Global Health and Human Security)』セミナーに参加する」と伝えていただき、入構証を受け取ってから、G2ルームにお越しください。

(注)
1.Kresge Bldg.には、守衛の方がいる玄関が二つありますが、入構証が受け取れる玄関は正面玄関のみです。正面玄関は、ハーバード公衆衛生大学院の中庭に面している玄関ですのでご注意ください。
2.セキュリティとの関係で、事前にハーバード公衆衛生大学院側へ参加者の氏名を伝える必要があります。上記申込期限(2.)を過ぎてお申し込みいただいた方について、入構証を受け取れない場合がありますので、あらかじめご了承ください。
3.当日やむを得ない事情で 遅刻・欠席される場合は、勉強会担当・錦織(347-271-1418)までご連絡頂きますようお願いいたします。

4.参考資料等

http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/bunya/health/index.html

http://www.jcie.or.jp/japan/gt/cgh-jc/

5.オフ会について
20日(金)の勉強会後に、以下の要領でオフ会を開催します。オフ会だけの参加でも構いませんので、皆さんの参加をお待ちしております。

場所:The SAVANT
住所:1625 Tremont St., Boston, Massachusetts
電話:617−566−5958
Fax : 866−884−6469
HP :http://www.thesavantproject.com/pagina.html
時間:18時〜

以上、たくさんの方のご参加をお待ちしております。

国連フォーラム勉強会担当 錦織・中山



2009/2/11

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