パプアニューギニア・スタディ・プログラム

広報活動

PSPにおける広報活動に関して

1.役割
広報班は主に6つのチームに分かれ活動を行った。

⑴ SNS運用チーム:FacebookTwitterInstagramなどを使用した対外的な広報を担当
⑵ 写真・動画チーム:各勉強会や渡航中の写真の管理、動画制作を担当
⑶ Webチーム:国連フォーラム・パプアニューギニア・スタディ・プログラム(PSP)Webサイトの編集を担当
⑷ 交流チーム:コミュニケーションツールを導入し、PSPメンバー間の交流企画を担当
⑸ しおりチーム:渡航中に使用するしおりの作成を担当
⑹ その他:ネットワーキングカンファレンス、クラウドファンディングのコンテンツを担当

(1)(2)(3)は広報活動を主軸とし、(4)(5)はメンバー間の交流活動を主軸として活動を行った。

2.活動内容
2-1.広報活動

  1. 国連フォーラムの使命に則り、国連の活動に興味ある幅広い人々へ知識・議論の機会を提供する。
  2. 参加者・関係者を相互に深く知る機会を提供する。
  3. 次回以降のスタディ・プログラムへの参加希望者を増やす。
  4. PNGの諸問題に対する人々の意識を向上させる。

上記4つを基本方針とし、対外的な広報活動を実施した。具体的には、国連フォーラム・スタディ・プログラムのFacebookページ、Twitterアカウント、Instagramアカウント、ホームページ、メーリングリストを通じ、渡航前・渡航中・渡航後の活動の様子を記事にまとめ発信した。

<渡航前の活動内容>
・SNSでの活動内容の発信
・パプアニューギニアの概要についての記事作成
・クラウドファンディングの告知
・Webページの作成

<渡航中の活動内容>
・Facebookページを用いた渡航中の様子のリアルタイム発信  
・渡航中の写真、動画撮影

<渡航後の活動内容>
・写真、動画の管理
・プログラム紹介動画の作成
・報告会開催の告知、集客
・報告会当日の撮影、中継
・SNSでの活動内容の発信
・Webページでの報告書のアップロード

2-2.交流活動
PSP内の交流促進を目的に、オンライン・オフラインにて親睦企画の立案等を実施した。

 ・ZOOM(テレビ会議アプリ)を活用した親睦会の企画・実行
 ・東京を中心としたオフライン親睦会の企画・実行
 ・メンバーの紹介コンテンツを含む、しおりの作成・配布
 ・手軽で効果的なコミュニケーションツール(※)の導入

※コミュニケーションツール
Trello(タスク管理)、Google メーリングリスト(全体連絡)、Google drive(資料共有)、
slack(無料版)(活発な議論、チャットとして利用)などを指す。

世界中からプログラムに参加することを可能とし、安価で直感的なやりとりを可能とするために上記ツールを導入した。PSPキックオフの場で、コミュニケーションツールの効率的な使用方法について解説し、質の高いプログラムにすることを可能とした。

2-3.その他

  • Readyfor株式会社のサイトにて、100万円の支援を目標としてクラウドファンディングを実施。連日の広報活動を実施することにより106.5万円の資金を調達した。
  • 国連フォーラム主催「ネットワーキング・カンファレンス」(2019年1月6日開催)にて、「パプアニューギニアから考える『国際協力』の意義・役割」セッションを企画・実施。渡航内容の報告を行った後、大阪学院大学教授の小林泉氏、国際連合開発計画(UNDP)駐日代表事務所の近藤千華氏、国連フォーラム共同代表田瀬和夫氏にご登壇いただき、ディスカッションを行った。

3.参加者所感

パプアニューギニアという、一見日本とつながりのないように感じる国について、人々に興味を持ってもらうにはどうすれば良いか、というところを最も意識して活動を行ってきた。パプアニューギニアの情報を伝えることも大切だが、PSP参加者の情報を多く発信し、PSP参加者へ親近感を持ってもらうことが、パプアニューギニア、ひいては国際協力に関心を持つ人々を増やすことにもなると感じていた。その為コンテンツ考案の際は、PSP参加者の紹介や、実際に渡航を通してPSP参加者が感じたことについてなど、人に焦点を当てた投稿も多く行うよう意識した。

また、各SNSやメーリングリストなどオンライン上の広報活動は、他の多くの情報の中で埋もれてしまうことが多い。どうしたら多くの人の目に留めてもらえるか、というところは各メンバーが最も苦労していたところだと感じる。タイトルを印象的なものにしたり、文章の構成をあえて王道から独特なものへ変更したりと、多くの創意工夫がなされた。

特に今年は、スタディ・プログラム初となるクラウドファンディングを実施した為、例年よりも発信する広報内容について高い量・質を求められていた。他班に比べて少ないメンバーの中で、一定のクオリティを維持した発信をし続ける事が出来たのは、各々の努力があったからだと感じている。