Nonga General Hospital
1.組織概要(事業目的、ゴール等)
Nonga General Hospital(NGH)は、1975年に設立された病院であり、ニューブリテン島東部において最も大きな国立病院である。外来、事故&緊急外来、レントゲン、相談クリニック、診療所、研究所などの部門からなる。現在NGHは、政府による政策(Government’s Hospital Rehabilitation Scheme)下にあり、改修が行われている。近隣には教会や学校があり、ラバウルの街からも車で5分ほどの好立地に位置する。
2.訪問概要
- 往訪日時:2018/9/17
- 先方対応者:看護師
- 面会内容概要:
休日のため予定されていた訪問者との面会は叶わず、現地の協力者を通じて急きょ産婦人科病棟の受付に当日勤務していた看護師に数分話を聞いた程度の面会となった。 - 看護師との会話内容
Q:1日の出産件数は?
A:平均6人/日くらい、夜間の出産が多い
Q:働いている看護師と助産師の数は?
A:各シフトで2名の助産師と1名の看護師が働いている
Q:出産が近い妊婦はどのように病院に来るのか?
A:地方の診療所で異常があれば救急で来院するが、ここは一般病院なので、ノーマルな出産の場合は歩いて妊婦は病院にくる。
Q:どのくらいの割合の人が帝王切開になるのか?
A:出産に問題になる場合に帝王切開になるが産婦人科医が行い、通常正常分娩で、介助は助産師が行う。(割合についての回答はなし)
Q:通常妊婦は健康か、それとも合併症を持っているか?
A:CPD(Cephalopelvic disproportion:児頭骨盤不均衡)の妊婦がいる場合もあるが、だいだい皆問題ない。
Q:双生児もいるか?
A:双子も三つ子もいる。今月は(双生児の出産)はなかったが、先月は双子も三つ子の出産もあった。
*PSP参加者である日比野佳奈作成の胎児成長チャートのポスターを看護師へ手渡した。