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HOMEスタディ・プログラムルワンダ・スタディ・プログラム(RSP)報告書 > 2.19 UN Women


 

 

1.訪問先

UN Women (UN Entity for Gender Equality and Empowerment of Women)


2. 該当テーマ

ジェンダー平等


3. 組織概要(事業目的、ゴール等)

2010年、それまでに存在した国連女性開発基金(UNIFEM)などの4機関を統合し設立された、ジェンダー平等と女性のエンパワメントを目的とする機関。法律等の策定における支援や実際のプログラム実施を通じてジェンダー平等実現のための各国政府の取組みを支援する一方、国連システム全体におけるジェンダー平等実現のための調整役も担っている。


4. ブリーフィング、プロジェクト訪問において説明された内容・質疑応答の詳細

RSP参加者からまず日本のジェンダー平等の実現に向けた取り組みについて発表があったのちに、UN Women職員から、女性が農業分野でより一層資金及び市場を頻繁に活用できるための取り組みや、科学技術分野におけるメンターシップ(相談役)制度の設立、女性の大学進学の支援など、様々な分野の活動について説明を受けた。


5. 参加者所感

・女性のエンパワメントは様々な分野で必要な活動であり、国・地方政府、他国連機関、民間企業など幅広いアクターと協働しているという話、また女性のエンパワメントに関していえば、男性も女性と同じ情熱を持って推進してくことが大事という言葉が非常に印象に残った。

・実際のルワンダにおけるジェンダー状況にはかなり面白い発見がありました。それは一国のなかで先進国の取り組みと、課題国の取り組みのどちらとも見ることができる点です。都市部では特に裕福な女性たちはジェンダー意識を変える取組みに積極的に参加していますし、ルワンダはICT国としての成長を期待されているため、女性が特に遠い職業とされているエンジニア職に女性を育成する取組みが行われており、まるで先進国のケースのよう。しかし一方で農村など地方では未だに女性が農地や財産へのアクセスができない、という途上国のような問題が散見され、国際機関との連携で慣習よりも国の政策をしっかりと履行させる取組みや男性の意識改革などが行われていました。都市と地方でまるで自分が違う国にいるみたいでした。