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過去のスタディ・プログラム参加者の声
井上良子:九州大学グラミンラボ勤務
いよいよ応募締切りまでラスト1日となりました。和平くんからバトンを受け取ってオオトリを務めさせていただきます、RSP実行委員長の井上良子です!普段は福岡でソーシャルビジネスの普及や創出に従事する大学の研究員をやっています。
スタディ・プログラムには、かれこれ2011年のタイから毎年(渡航できない年もありつつ)参加していますが、一参加者だった私が、国連フォーラムの幹事や気づけば実行委員長にまでなるなんて参加当初は想像もしていませんでした。まさに私自身がスタディ・プログラムで開眼した一人なんです。もうすでに他のメンバーが十分に語ってくれていますが、SPの魅力(魔力!?)について最後に存分に紹介します☆
多様なメンバーとのチームビルディング
「スタディ」と付いていることから学生向けのプログラムと認識されがちなのですが、毎年さまざまな地域(国内外)から年齢も職業もバックグラウンドも実に多様な参加者が集まります。昨年のNSPでは、さらに多様性が増して、10代〜50代まで年齢層にも幅が広がりました。そんな親子ほども年の離れた参加者どうしでチームをつくり、現地での車やホテルの手配、訪問先の国際機関等との交渉・連絡、事前勉強会の企画・運営などの準備を進めていきます。実際の立場や年齢に関係なく、数か月かけて議論や準備を重ねていくプログラムなんて他にありません!
学生にとっては、社会人になる前からプロジェクト・マネジメントを学べたり、逆に社会人は学生から新鮮な気付きを得たり、各自のキャラを活かしながらみんなでワイワイとチームビルディングをしていきます。あまりにも濃密な時間を一緒に過ごすので、カップルが誕生(めでたく結婚)したり、実の親には相談できないことを聴いてもらったり。SPを一言で紹介するとき「大人の部活動」と紹介しているのも、こんなところに理由があります。
ギャップ体験のススメ
他のメンバーも繰り返し言及している国連フォーラムSPの大きな特徴は、事前から事後までの長期間のプロセスを経て全体でプログラムをつくっていくこと、同時にメンバー各自の関心テーマや問題意識を深め、さらに自分自身の今後の進み方・生き方と向き合う機会にもなっていることです。
参加者は自分の関心テーマに基づき事前勉強会で学んだうえで仮説を立て、現地でのプロジェクトの現場訪問や国連職員の方からのブリーフィング、受益者である現地の方へのインタビュー等を通して仮説の検証を行います。事前の学びを深められることは当然のことながら、現地に行かないと分からなかったことを発見し、あるいはショックを受け、自分のなかの既成概念や仮説とのギャップを体験することになります。 このギャップ体験を持ち帰り、事後の報告会や勉強会でさらに議論を行うことで、新たな学びにつながり、さらにはそれだけ時間をかけて深掘りした経験すべてがそれぞれの今後の進路や生き方に大きな影響を与えています。
制度やシステムが整っている日本では、受け身でいてもそれなりに学びを得ることはできます。でも本当に自分の人生や生き方を真剣に向き合う方にはこんなにも参加者の人生に大きな影響を与えるプログラムも他にありません!!
まだまだ語りつくせないスタディ・プログラムの魅力ですが、少しでも気になった方、直感でピンときた方は、ぜひぜひご応募ください!
2017.3.12
柿野和平:シンクタンク勤務
【応募締切まであと1日!】
【SPに参加しなければ、こういうことにはならなかった!?】
福岡から和平がお届けします。物書きと、学校の先生と、NPOのプロボノをやっています。(本業はいったい...)
社会人1年目、仕事をはじめて3年目になります。スタディ・プログラム(SP)に巻き込まれてもう4年目です。。
控えめに、控えめに、SPの魅力を語ります。
【私が思うSPの魅力vol.5】
「自分の人生をいい方向に変えるきっかけになる」ことかなと。
「どういうきっかけになるのか?」独断と偏見に基づきランキングでお届けします。
第一位「転職する(進学する)」きっかけになる
人生どうしようか悩んでいる人たちが結構集まってきます。キャリア形成の猛者みたいな人もたくさん集まってきます。ありとあらゆる人がいて、結構真面目に一緒に人生を考えてくれたりします。
これまでの経験からすると、20代半ば〜後半で参加した人で、応募したときに「実は転職を考えている」と答えた人の半分くらいは、プログラム前後で思い切って転職しています。人生の決断を後押しするプログラムらしいです。
第二位「お手本にしたい人を見つける」きっかけになる
どこからともなく「学力」なんかじゃ説明できない、ものすごーく頭の良くて、信じられないくらい性格のいい人々がたくさん参加してきます。世の中がいかに不平等であるかを思い知らされます。「刺激をもらえる」どころではない毎日がお待ちしています。他人のいいところを見て(強みを見て)学ぶチャンスだらけです。
加えて、現地渡航では、国際機関の職員や政府関係者にたくさん会うため、世界の最前線で活動する人々がどんな能力を持ち、どんな精神で、どれだけの努力をもって世界と向き合っているのかを肌で感じることになります。いつも「国連職員すげぇ(小並感)」といつも思います。人生のモデルをみつけられるプログラムらしいです。
第三位「一生付き合っていく仲間を見つけるきっかけ」になる
そういえば、一昨年(SSPの時)、プログラム中に(正確には面接中に)出会って、結婚したカップルがいらっしゃいましたね。サバサバしてて決断の早い(人生の)参加者が多いようです。その他にも、その後一緒に仕事をしたり、毎年定期的に会ったりするメンバーが結構います。半年以上にわたって一緒に濃い時間を過ごすからでしょうか、とても強い絆が生まれるようです。人生の朋に出会ってしまうプログラムらしいです。
国連フォーラムのスタディ・プログラムは、誰でもが楽しめるプログラムというよりは、とてもコアな人々が楽しめるプログラムだと思っています。人生において転換期の人が集まってくるプログラムで、とても楽しい経験になると思います。
今年はどんな人がやってくるのか、とても楽しみです。
次回はオオトリ。われらが委員長、ソーシャルビジネスを手掛ける良子さんがSPの魅力を語ります。
このプログラムの詳細はこちら
http://www.unforum.org/project/rsp/index.html
2017.3.11
馬聿寧さん
まいどです!ネパール・スタディ・プログラム(NSP)参加者で、ルワンダ・スタディ・プログラム(RSP)TFメンバーのゆにんです。社会人9年目、脱サラして2年目になります。国際協力の仕事をしたことはなく、最初は山好きとしてネパールに行きたいという不純な?思いで応募したのですが、NSPへの参加を通じて得たものをぜひシェアさせてください。
【私が思うSPの魅力vol.4】
まずは、世界の動きに知識と関心を持つメンバーに出会えたことです。日々FBに雑文を書いていて実感するのは、ランチの写真に50いいねもつくのに、時事ニュースの分析記事には3いいねしかつかない…。会社のお昼に時事ネタなんて話せません。そんなわけで今まで話し相手に困っていたので、CNNニュースの裏の裏まで語れるNSPメンバーは最高です。
もう一つは、会社組織的しがらみのない本質的な運営を目指せること。会社で営業会議と稟議書にお腹いっぱいだった私は、本当に必要なことを自由に進めたいと強く思っていました。有志で集まったメンバーが「from the scratch」でプログラムを作り上げていくのは初体験の大変さでしたが、その経験は既存の組織に身を置くことをやめた今の私にとって、とても意味のあるものとなりました。
また、事前準備と現地渡航を通じてたくさんの人と知り合い、深く交流することができました。彼らに会うために、私はきっとまたネパールを訪れると思います。楽な仕事はないけど、楽しい仕事はある。それを一緒に次のRSPで共有しましょう。(^^)
◆応募受け付けは3月12日中まで!奮ってご応募ください!◆
詳細はこちら
http://www.unforum.org/project/rsp/index.html
応募はこちらから
RSP タスクフォース 馬聿寧(ゆにん)
2017.3.10
布川敦士さん:北海道大学
【応募締切まであと4日!】
北海道5年目、大学院生の布川敦士(ぬのりん)です!国連フォーラムのネットワーキング・カンファレンス班で活動していて、ネパール・スタディ・プログラム(NSP)に参加しました。開発や援助の現場を見たいけど、なかなか機会が…僕もそんな一人でした。
同じように思っている方が一歩を踏み出すきっかけになればなりよりです。
【私が思うSPの魅力vol.3】
「国連の現場、見れます」
「みんなでつくる」ことの面白さは昨日みさとさんが書いていたので、別の視点から書こうと思います☆
僕がNSPで得た一番大きなことは、現地で活動する国連やNGOの現場を見ることができたということです。自分の目で問題点を確かめたい、考えを深めたい。僕にとっての現地渡航は応募に至った最大の理由であり、またそう思うに値する実りの多い時間でした。
目にするものは、いいことばかりではありません。震災の被害以外にも地域に根深く残る様々な問題。渡航中何度も「どうやって解決するんだろう…」と悩みました。
しかし、メディアを通さない生きた情報を受け取れたことが、現地の問題を深く考えるきっかけを得られたことが、何より貴重だったと思います。そして、僕はボランティアや留学の経験が豊富な方はもちろん、あまり経験がない方にこそ応募して欲しいと、
強く思っています。ちょっと硬くなってしまいましたが、渡航中でもワイワイ飲んで、騒いで楽しんでますよ!(ある晩シーシャが気に入ってしまい、「わるりん」とのあだ名を頂戴したのも渡航中の思い出です☆)
次回SPはいよいよアフリカに上陸します。どんなことがあるのでしょうか?どの機関が何をやっているかは知ることができます。それ以上のものを多様なメンバーと一緒に体験できることを、心から楽しみにしています!
次回はNSPロジのキーパーソン、趣味は登山からサブカルまでのゆにんさんです!笑
お楽しみに!
詳細はこちら
http://www.unforum.org/project/rsp/index.html
応募はこちらから
RSP タスクフォース 布川敦士
2017.3.9
吉田美里さん:研究機関勤務
【応募締切まであと5日!】
社会人5年目のみさとです!国際協力の仕事はしていませんが、興味あります!という方でも問題なく参加できるプログラムですので、ぜひイメージをつかんで頂ければと思います!
【私が思うSPの魅力vol.1】
ズバリ、「みんなで作り上げること」です!
本当にゼロからのスタート。メンバーの知り合いから国際機関と繋がって、何度もメールのやり取りをして、訪問する地域もプロジェクトも病院も車もホテルも、全部自分たちで情報を集めて決めていきます。国際機関や訪問国の取り組みを学んで行きます。一人じゃできないから、皆でやります。国内研修でも何でも、思いついた事は、どんどんやっちゃいます。メンバーの得意なこと、苦手なこと、性格、色んなことを知っていき、苦楽をともにして(笑)とっても仲良くなります!
私は国際機関との調整チームのリーダーでしたが、メンバーそれぞれがモチベーションを維持して挑戦できる機会を作る事や、着実に進めていく事等、組織マネジメントについても深く考え実践できる貴重な機会でした。
4輪駆動の車で整備されてない山道を2、3時間登り続けて村に行ったり、路地裏を突き進んで小さな工場を見たり、国際機関の厳重な扉を超えてオフィスに伺ったり。自分たちで作ったプログラムをこなしていくのは感無量です。国際機関の人、地方政府の人、村の人たちがその土地を良くしていきたいと思う情熱や、働くお父さんお母さん、子供達が何を夢見て何を背負っているか。短い期間だけれども、貴重な生の声を直接聞くことが出来るし、自分たちで企画したものはより深く心に響くはずです。
今年は「ルワンダ」。様々なバックグラウンドをもつメンバーと、深く楽しいプログラムを作っていくのが楽しみです^^
明日は心から頼りになる癒し系大学生「ぬのりん」がSPの魅力を発信します☆
2017.3.8
伴ちひろさん:九州大学
【私が思うSPの魅力vol.3】
〜学生が社会人に本気でぶつかれる場所〜
私は九州大学の一年生なので、学生ならではの観点からこのSPの魅力を紹介したいと思います。
SPの魅力はなんといってもこのプログラムに参加することでしか得られない「人とのつながり」であると思っています。たかさんが前回説明してくださったように参加者のバックグラウンドは様々でNSPの場合は社会人6割、学生4割の割合でした。勉強会、現地渡航、そして報告会など、より良いプログラムにするためにどうしたらいいのか、徹底的に話し合います。学生と社会人がこんなにも対等に、楽しく、そして真剣に同じプロジェクトを作り上げることができるプログラムは他にあるでしょうか?
どのような疑問をぶつけても真摯に受け取り議論してくださる優しくて面白い参加者が毎年集まるSP。プログラム期間中何度「このNSPに参加してよかった…!」と思ったかわかりません。今年はSP始まって以来初となる「アフリカ」への渡航です。様々な観点を持つ皆様のご参加お待ちしております。
明日はびっくりする速さで仕事をこなすSPのできる女ことみさとさんにSPの魅力を紹介していただきます。お楽しみに!
詳細はこちら
http://www.unforum.org/project/rsp/index.html
RSP タスクフォース 伴ちひろ
2017.3.7
中原隆伸さん(人道支援系国際NGO勤務、南スーダン駐在)
国連フォーラムの皆様、
こんにちは。国連フォーラム、スタディ・プログラム班幹事の中原と申します。
本件、札幌で土曜日(11日)に開催しますネパール・スタディ・プログラム(NSP)の報告会
http://www.unforum.org/project/nsp/project/houkokukai/sapporo/
https://www.facebook.com/events/1377114855695026/
について、リマインドでメールさせて頂く…だけでは芸がないので笑、井上さんや布川さんにご紹介頂いたのと追加で、私からもスタディ・プログラムの魅力について!一点だけ追加でご説明させて頂きます。
それはやはり、元・現役国連職員、NGO職員、大学講師の方、ご自身で起業されている方(NSPはIoT関連と貿易関連お一人ずつ)、研究機関所属、そしてもちろん学部生・院生の方など、様々なバックグラウンドをお持ちな参加者と約一年間のプログラム期間中に一つのプログラムを作り上げていくことではないか、と思います。年齢構成も様々です(実は去年の参加者の約2割は50代の方と40代の方です)。
経験豊富な社会人と、新しい知識や斬新な視点をお持ちの若手社会人・学生の皆さんが集まって、ワイワイガヤガヤ一年間に渡って渡航準備したり、報告会や報告書の準備をする。もちろん、ただまじめに準備ばっかりこなしているわけではなく、飲みにも行きますし、いろいろな機会を通じてとても仲良くなれます。
今年はルワンダに行くのですが、そのプログラムに参加して頂くメンバーも応募中です(締め切り今月12日)。
http://www.unforum.org/project/rsp/index.html
どんなプログラムか気になる方で、札幌周辺にお住いの方、ぜひまずは、ネパールの報告会に参加してみてください!
参加フォーム:https://goo.gl/forms/z36g9rgxEFwzqL9Z2
2017.3.6