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国連フォーラム主催
「みんなでつくる」スリランカ・スタディ・プログラム(SSP)




第2章 各班の活動内容・運営の概要および反省点


 

第2節 渡航後班の活動内容・反省点



第1項 映像・広報班
第2項 渡航後勉強会班
第3項 報告会班
第4項 報告書班

第1項 映像・広報班

班名 映像・広報班 構成人数 8名

実施体制

「国連フォーラムおよびスタディ・プログラム(SP)の認知を広め、報告会や来年のSPへのより多くの参加希望者を出すこと」を目的に、班を動画班、ウェブ班、広報班の3つに分割。
それぞれの役割は以下のとおり:
  1. 動画班(4名):渡航後広報の核となる動画の作成
  2. ウェブ班(3名):SSPのウェブサイトページの作成、ウェブアップロード
  3. 広報班(1名):上記1) 2)の班の成果物、全国報告会を含めた告知文を実際に作成し各種SNSと国連フォーラムメーリングリスト(ML)に投稿
  4. 11月末から始まる報告会をマイルストーンにスケジュールを作成、作業実施


活動体制

実施月 活動概要 主要成果物
9月 ・キックオフの会議を実施し、上記の班編成と最終成果物、スケジュールの合意
10月 ・動画のストーリーラインの作成、合意
・ウェブサイトの構成の立案と合意
・渡航後勉強会の報告や、渡航自体の報告など、タイムリーにSNSを更新
11月 ・動画完成に向けて編集、撮影、SSP全体でのレビュー
・ウェブサイト大枠完成、報告会&報告書のコンテンツをウェブアップロード
・全国報告会の告知をSNSと国連フォーラムMLを通じて開始
12月〜 ・動画完成
・ウェブサイトは引き続き報告会&報告書コンテンツを随時ウェブアップロード
・引き続き、全国報告会の告知をSNSと国連フォーラムMLを通じて実施
・活動報告映像

次年度への申し送り事項

良かった点 ・動画作成において、渡航前にカメラマンを指定したことで十分に撮影ができた。
・報告会班と密に連絡をとったことで、役割分担含め上手く報告会の告知の準備ができた。
・Facebook, Twitter以外にも、国連フォーラムのMLや各地方の国連フォーラム支部のMLを活用し、告知ができた。ML登録されている方は、国連関連に興味がある人が多いのでより効果的であった。
改善点 ・ウェブサイトのアップロードの作業が複雑で時間がかかりすぎるため、国連フォーラムウェブページのサーバーの変更が望ましい。SNSからの多くの流入を考えると、モバイルにも適したユーザーインターフェースを持ったものに変えるべきである。
・動画は3つ用意したが(全体版、社会人参加者編、留学生編)、活用できた個数を鑑みると2つ(全体版と個人版)でよかったと考えられる。
・全国報告会以外にも、所属ゼミや学部を通して小規模な報告会をすることで、SPに興味を持つ人を増やせるのではないだろうか。


第2項 渡航後勉強会班

班名 勉強会班 構成人数 15名(有志3名含む)

実施体制

渡航後勉強会班はスリランカ渡航後の勉強の方向性を定め、3回の勉強会を通じて、SSP参加者にさらなる学びの機会を提供した。また、2回の勉強会を合宿で行うことでSSP参加者の交流の機会も提供した(合宿については後述)。
実施体制としては、リーダー1名サブリーダー2名を中心に、全ての活動を全員で行った。
また、合宿については渡航後勉強会班の外から3名の有志を加えて運営を実施した。

活動概要

実施月 活動概要 主要成果物
9月 勉強会班の基本方針の決定。方針は下記。
理念:学びを深めるために何が必要かを考え、行動に移す。
ミッション:
  1. 渡航後の学習の道筋を立てる。
  2. 報告書の作成・報告会の準備として、インプット・アウトプットの機会を提供する。
  3. スタディ・プログラムの学びを外部に発信する。
渡航後の勉強の方針:
渡航前・渡航中の学びを共有し、それを「紛争後の平和構築」「持続可能な社会づくり」というテーマに整理して、さらなる論点の深堀を行う。
10月 第1回勉強会(10/31)運営
 -テーマ:渡航前に立てた仮説の検証結果の共有
      今後学びを深めたい内容の共有
・第1回勉強会の内容(渡航前に立てた仮説の検証結果等)にもとづいて、渡航後に有志で結成された「平和構築班」と「持続可能な社会づくり班」への論点の引継ぎ
・仮説検証結果シートフォーマット
・合宿検討案
11月 ・合宿(第2回・第3回勉強会、11/7-8)の運営
 -第2回渡航後勉強会テーマ:平和構築について
 -第3回渡航後勉強会テーマ:持続可能な社会づくりについて
 -英語ディスカッション:人口問題、および幸福と金の関係性について(TEDを視聴のうえ実施)
 -SSPの振り返り:SSPでの経験を将来に向けてどのように生かすか
・合宿のしおり
12月 ・活動なし(報告書班、報告会班のサポート)

次年度への申し送り事項

良かった点
  1. 学習の方針について
    ・仮説・検証・振り返りという渡航前に意図していた一貫した学びを実現できた。これにより個人の学習も一貫性が担保された。
    ・渡航前後で学習の切り口を変えたことで、スリランカの現状、及び平和構築、持続可能性について多角的に議論することができた。
  2. 勉強会の開催について
    ・勉強会による発表を通じて渡航中の経験を自分の言葉で表現できるようになったとともに、報告会で伝えるべき内容が整理された。
    ・勉強会を通じてや国際機関への問題提起や提言を検討したことで、報告書の内容を充実させることができた。
    ・参加者の日程や余裕を検討し、他班の活動が本格化する前に勉強会を開催することができた。
  3. 合宿について
    ・合宿を開催することによって、通常の勉強会と比較して議論時間を長くとることができ、充実した議論をすることができたとともに、複数の勉強会を合宿という形で一度に開催することで、参加者の負担を軽減することができた。
    ・直接コミュニケーションをとる機会を作ることで、メンバー間の絆を深めることができた。
    ・合宿に向けて、勉強会運営の人員を増やしたことで、負担が軽減された。
改善点
  1. 勉強会について
    ・本来、渡航後勉強会班は第三者の立場から、各勉強会チームの進捗管理、助言を行うことが想定されていたが、当勉強会班のメンバーが、勉強会の運営活動と、各テーマごとに有志で設定される勉強会チームのリーダーを兼任していたため、勉強会の運営のみに注力することが困難になってしまっていた。渡航後勉強会班として勉強会運営をするメンバーと、各テーマごとに設定される勉強会チームのリーダーは、兼任すべきではなかった。
  2. 一般公開の勉強会について
    ・時間的制約や人材不足から、一般公開の勉強会ができなかった。
    ・仕事の割り振りを工夫し、全員で仕事を負担する体制をつくるべきであった。
  3. 合宿後に関するもの
    ・勉強した内容を整理する作業を行うべきであった。
    ・予定された勉強会・合宿終了後も、活動を休止せず、報告会班や報告書班など、12月以降も活動が続く他班の手助けに積極的に入るべきであった。
    ・他班との連携を可能にするためにも、定期的な情報共有を行うべきであった。


第3項 報告会班

班名 報告会班 構成人数 17名

実施体制

報告会班は、(1) SSP地方報告会の企画・運営(北海道、つくば、金沢、福岡、関西、東京)、(2) 12月末のネットワーキングカンファレンス企画・運営を担当した。詳細は下記活動概要を参照のこと。

活動概要

実施月 活動概要 主要成果物
9月 ・報告会班内チーム分けを実施 ・各メンバーの希望に合わせ、6か所の地方報告会およびオフ会チームの計7チームに分割
10月 ・報告会の目的、コンテンツ案作成(〜11月にかけて)
11月 ・地方報告会についての全体レビュー
・報告会発表スライド作成チーム始動(5名)
・11月28日:北海道報告会実施・運営 ※参加者:38名
・地方報告会の目的
・コンテンツ案
12月 ・12月12日:つくば報告会実施・運営 ※参加者:29名
・12月19日:金沢報告会実施・運営 ※参加者:16名
・12月26日:国連フォーラムネットワーキングカンファレンス内での報告を実施
1月 ・1月30日:福岡報告会実施・運営 ※参加者:21名
2月 ・2月8日:関西報告会実施・運営 ※参加者:20名
・2月13日:東京報告会実施・運営 ※参加者:37名

次年度への申し送り事項

良かった点 ・様々な場所で報告会を開催できた点:
今年は新たに金沢、つくばという2都市を加えた全6か所で地方報告会を行ったが、どの報告会も参加者、運営メンバーにとって満足度の高いものとなった。
改善点 ・各報告会チームの連携不足:
発表用のスライドや運営スケジュールなど、各報告会チーム間での引継ぎが十分でなく、報告会班で共有するようなフォルダや引継ぎが必要であった。

・大人数チームにおけるすすめ方の再検討:
初期では、報告会班全体の人数が多いこともあり、各報告会班のリーダーが情報共有ハングアウト(HO:テレビ会議)に出席してもらい、それぞれ各報告会班のチームメンバーに伝えるという方法をとっていた。しかしHOにリーダーがそろわず情報共有ができていない部分があったため、11月頃より報告会班全体で日程調整をし、リーダーの出られる日程を優先しつつも、各地方必ず1人は参加してもらう進め方に変更した。チームが大人数になる場合には、効率の良い進め方、情報の共有方法などを検討する必要がある。


第4項 勉強書班

班名 勉強書班 構成人数 13名

実施体制

報告書班は、(1) SSP報告書の内容・構成の確定、(2) 原稿執筆依頼、(3) 誤字や内容などの原稿確認および修正、(4) 原稿の体裁直し、(5) 国連フォーラムウェブ班への掲載依頼、(6) 次年度スタディ・プログラム(以下、SP)への引継ぎ資料作成を担当した。リーダーが取りまとめを行い、メンバーを3〜4班に分け、それぞれに活動を行った。
詳細は、下記活動概要を参照のこと。

活動概要

実施月 活動概要 主要成果物
9月 ・過去SPの報告書内容検討(4名)
・報告書内容チーム(4名)結成→報告書コンテンツ案の作成
・執筆マニュアル作成(国連フォーラムウェブ班との連携)
・報告書コンテンツ案
・SSP報告書班執筆ガイドライン
・報告書班スケジュール
→これを用いて全体を管理
・報告書
 (日本語版/英語要約版)
10月 ・報告書コンテンツ案の全体レビュー→確定
・各原稿フォーマット作成:勉強会、訪問機関、運営報告など各部ごとに実施
・執筆者の検討および打診(4名×3チーム)
   ※SSP参加者全員が執筆
11月 ・チームごとに原稿編集→修正依頼→リーダーが最終確認
・9月、10月依頼分の原稿編集に目途がついた時点で、チーム再編成(〜1月)。役割は下記のとおり:
  1. 目次・フォーマット作成、執筆者検討・打診・編集(5名)
  2. 日本語および英語概要作成(4名)
  3. ウェブアップに向けて体裁直し(5名)
  4. 次年度SPへの引継ぎ資料作成(3名)
        ※役割に重複あり
12月 ・渡航後勉強会チームが提示した問題提起・政策提言の 全体レビュー
・国連フォーラムウェブ班へのアップロード打診

次年度への申し送り事項

良かった点 ・SSP参加者全員が原稿執筆に関与できた点:
SSPのモットーである「みんなでつくる」を体現すべく、ほぼ全員に原稿を書いていただくことができた。
・次年度への引継ぎ資料づくり:
各班が振り返りを行う機会を提供すると同時に、これまでSP間の引継ぎが属人的になっていたものを、公開資料とすることで、誰もが参照できるようにした。
・日本語および英語要約版の作成:
全体像を把握できる要約を作成することで、読み手にとって分かりやすい報告書になることを目指した。および、今回訪問を受け入れていただいた機関に感謝の気持ちを込めて、読んでいただけるように英語要約を作成した。
改善点 ・渡航前から報告書原稿を少しずつ集めておくこと:
渡航前勉強会、また渡航中に感じたことなどの原稿を依頼する際に、どうしても記憶が薄れてしまうため。渡航前勉強会は、その都度原稿は集めておいた方がよいし、渡航中についても、「記憶に残ったことばを書きとめておいてください」などの指示ができれば、より生き生きとした原稿になったかもしれない。
・報告書アップロード担当の設置:
国連フォーラムウェブ班とも連携が必須だが、少なくともSPに1、2名はウェブ担当を置いた方がよい(広報との兼務も可)。また、SP参加者の数名がアップロードに関与できるよう、サーバーの変更を検討することも一案として考えられる。
・原稿体裁を初期にできるだけ細かく確定させること:
脚注やフォント、ページ設定など細かく最初に指定することで、体裁直しがもっと楽になったと考えられる。また、フォーマットを作っておいたものの、実際の記入例を事前に執筆者に提示したほうが、レベル感のバラつきなどがより少なくなったと考えられる。
・人員の確保:
膨大な数の原稿編集、体裁直し作業が入るため、渡航後のチームの中では、人員を最も割いた方がよいと考えられる。
・執筆者の負担分担:
どうしても各班・チームのリーダーに、執筆を多く打診することになってしまい、負担が偏ってしまったと考えられる。執筆依頼を分散させられるような構成になるよう、もう少し考えるべきであった。

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