第42回 向川原 充(むかいがわら みつる)さん

インターンでのパーティ (Photo by Andrew Nguyen)

第42回 向川原 充(むかいがわら みつる)さん

東京医科歯科大学 医学部医学科
インターン先:世界保健機関(WHO)本部 グローバル・インフルエンザ・プログラム(スイス・ジュネーブ)
インターン期間:2011年1-2月

■はじめに――インターンシップの応募と獲得まで■

今回のインターンシップの直接のきっかけは、大学受験を控えたある日、WHOでメディカルオフィサーとして活躍されている進藤奈邦子先生のドキュメンタリーを観たことでした。世界中を飛び回り、インフルエンザの感染爆発(アウトブレイク)の封じ込めに奔走する進藤先生のご活躍は、医療と外交の双方に興味関心を抱いてきた私に、ひとつの導きを与えてくださいました。国境を越えて、世界の人々の健康を守る先生のミッションには、まさに医療にも外交にも通じるものがあったのです。大学入学後に学生国際会議にて渡欧する機会もあり、その際ジュネーブにて進藤先生にお目にかかり、そこで先生の所属されているグローバル・インフルエンザ・プログラム(GIP: Global Influenza Programme)でのインターンシップの機会がある旨お話をいただきました。幸いにも私の大学では半年間の研究室配属期間が設定されています。そこで私は国際保健の教室に所属し、短期留学という形でインターンシップに応募することとしました。

GIPインターンシップへの応募は約1年前に行われました。その際すでに年内(2010年)の枠が埋まっており、翌年(2011年)であれば可能とのことでした。相当数の応募があると伺っていたので、必死でCV(履歴書)とMotivation letter(志望理由書)を仕上げて提出した結果、インターンシップの機会をいただくこととなりました。したがって私の場合は、希望部署への直接応募、かつ推薦状などのない個人応募でした。のちに伺ったところによると、選考において推薦状もなく受け入れられたのは私がはじめてであり、英語力(書類)と以前の先生とのメールでのやりとりが採用につながったとのことでした。結果をいただくまでに1カ月程度を要し、一時は選に漏れたかと思っていたので、通知をいただいたとき本当に嬉しかったことを、今でもはっきりと覚えています。

選抜後、派遣に向けての準備となりましたが、現地ではホームステイをさせていただくこととなり、大変ありがたいことに費用は実質航空券代と現地で必要な生活費となりました。ジュネーブでの生活とその準備については「国連でインターン 第21回」(参考文献1)にも詳しいので、ここでは割愛します。

■ジュネーブでの日々――エビデンスの構築に向けて■

WHO本部は大きく9つのクラスター(局)に分けられますが、GIPはそのうち健康安全及び環境(Health Security and Environment)クラスターの一部署(Department)に位置付けられます。GIPのミッションは、季節性インフルエンザウイルスの流行による死亡及び疾病を減らすこと、そして新たなパンデミック(世界流行)に備えることです。これらを達成するために、GIPではサーベイランス(動向調査)のみならず学術研究も積極的に行われています。国際機関は定時に出勤・帰宅とよく言われますが、その仕事量の多さからか、GIPのフロアには早朝や夜でもオフィスに明かりが灯っていました。また、職員の方は研究者としてのバックグラウンドを持つ方が多く、WHOの中でも非典型的な部署だったように思います。

私の業務はインフルエンザの診断に関する文献のレビューでした。インフルエンザ・ウイルスへの感染が疑われる場合、日本では極めて短時間で診断が下されます。これはインフルエンザ迅速診断キット(RIDTs: rapid influenza diagnostic tests)のおかげです。実のところ、RIDTによって得られる診断結果の妥当性に関するエビデンスは、論文により大きく異なります。それらを系統的(systematic)にレビューし、結果をまとめてガイドライン策定のためのエビデンスとして提示するのが私の主な業務でした。こうしたレビューは一般にシステマティック・レビュー(systematic review)と呼ばれ、レビュー研究の一方法として認識されています。

オフィスにて

「システマティック」と名づけられているとおり、ありとあらゆる論文(博士論文、学会発表などを含む)を電子検索および手作業で探し、評価とデータ収集を行います。2カ月間で目を通した論文は2,000本をはるかに超え、文字通りコンピュータの前に座り続ける毎日でした。作業の方法についてはスーパーバイザーから、また、WHOライブラリのセミナーからも多くを学びました。私のスーパーバイザーはかつてリレンザの開発に携わった研究者で、プロジェクト・マネジメントや仕事への姿勢、批判的思考などについて的確なアドバイスをくださいました。ライブラリのセミナーでは、データベースの活用から検索の方法論まで図書館情報学分野の専門的なお話を伺うことができました。ここで学んだことはすぐに私の作業に活かされることが多く、まさにOn the Job Trainingで日々沢山のことを吸収することができました。国際機関には政治的・官僚的な話がつきものですが、私の場合は専門機関の良いところを多く経験することができたと思います。

スーパーバイザーDr Charles Pennとスキー

日常の業務の合間に、各種ミーティングにも参加させていただきました。電話会議や専門家会議など、滅多に見られない会議を見学させていただいたことに、本当に感謝しています。特に専門家のディスカッションは、その論の組み立て方などが参考になりました。また、最先端の情報が電話やメールを通じて世界中から届けられ、それらを手探りの状況で解析し対応を協議していく様子は、まさに新たなるものを創出する場であり、興奮にも似た感動を覚えました。

■ここでしかできないこと?■

「私は果たしてこの機会を十分に活かせているのだろうか?」――充実していたインターンシップでしたが、開始から1カ月になろうかという頃、この疑問が頭に浮かびました。そのときふと思い出したのは、米国留学中の友人から以前私に届いた1通のメールでした。

「アメリカでしかできないことって、何だと思う?」

当時はなぜこうした疑問が浮かぶのか、理解することができませんでした。ですが実際に海外での――それも、国際機関での――日々を過ごし、私は憧れの舞台がいつの間にか<当たり前>となることの怖さを実感しました。惰性で残りの日々を過ごすことへの不安が、胸をよぎったのです。そのときはじめて、友人のメールの意味を理解しました。 このままではいけない、という漠然とした不安を抱えながら、私は<ジュネーブでしかできないこと>について、思いを巡らせました。その友人にもメールをし、さらにそれらを私なりに咀嚼して、以下の結論に達しました。

1.国際機関の集積地帯

「世界を良くすることを考えて、国境にとらわれず、己の信念を持っている人って凄く尊敬している。そんな人々が高密度かつ恒常的に集まっている場所って、それこそジュネーブしかないんじゃないかな? 僕はそんな同志と一生常々、喧々諤々と議論していたいし、切磋琢磨していたいと心から思う。[中略]何が言いたいかというと、僕が君なら世界最高の標本見学ツアーをします」――米国留学中の友人からいただいたメールです。当たり前のことではありますが、この指摘をされたときは、本当に目を覚まされる思いでした。私自身が目指している世界が目の前に広がっていたことに、改めて気付かされました。ジュネーブが「国際都市」たる所以を、再び実感したのです。

チャン事務局長とWHOインターン

それから私は、知り合いの国際機関職員の方、および現地でお目にかかったWHO職員の方を通じて、何人かの国際機関職員の方々とアポイントメントをとろうと試みました。動き出したのが遅かったので、残念ながら他機関の方と直接お会いすることは叶いませんでしたが、目の前の街並みがこうした信念に満ちていると思うだけでも、日々の業務へのモチベーションにつながりました。また、アポイントメントをとろうとした方々にはいずれもお忙しい中大変親切にご対応いただきました。特にチャン事務局長は本当にお忙しい中、わざわざインターンとのセッションの時間を設けてくださいました。お話は当意即妙、お人柄も実に素敵な方で、私もいつかこうした人物になりたいと感じました。世界に国際機関は数あれど、これほど多く集まっているのはおそらくジュネーブだけでしょう。ジュネーブでのインターンを検討されている方には、ぜひこの特殊性を有効に活用することをお勧めします。

2.専門家集団としての国際機関

少なくともWHOについては、専門家集団としての側面が大きいと感じました。それは言うなれば巨大な研究室であり、独立した研究者が研究室という集団を形成し、お互いに刺激し合いながら、個人の力だけでは為し得ないことを達成する姿と、どこか通じるものがありました。実際GIPでも、スタッフの専門は医学・薬学・獣医学と幅広く、そうした専門家が問題解決へ向けて協力しあう様子には感銘を受けました。

したがって、インターンの業務も自ずと専門性が高いものとなります。その中でも私は、ガイドライン策定など特に専門的な分野への興味関心を、インターン採用決定後にあらかじめメールを通じて伝えていたので、作業も極めて研究に近いものとなりました。作業や議論を通じて専門性も深められるため、非常に幸運だったと思います。インターンの業務はスーパーバイザーの決定次第というところが大きいですが、可能であれば自らの専門分野に関連するタスクを希望すると、より有意義な経験になると思います。

3.この国以外の、風の中に立つということ

スイスは、たとえば通貨がスイス・フランと周辺各国とは異なるなど、西ヨーロッパ諸国の中でも極めて独自性が強い国家です。スイスに限らずいかなる場所であれ、そこには日本とは違うシステムがあり、特殊性があり、文化があります。伊集院静の言葉を借りれば、そのような「この国以外の、風の中に立」つことからも、多くを学べるのではないでしょうか(参考文献2)。実際ジュネーブの街で過ごした2カ月間は、毎日が日本での生活との違いを実感するものであり、文化や思想、歴史から得たものは少なくなかったと実感しています。たとえば私は趣味でチェロを演奏することもあり、ジュネーブ滞在中に楽器屋やコンサート・ホールに足を踏み入れる機会がありました。街の片隅にある楽器屋では日本では滅多に見ることのできない古楽器を製作しており、職人の方に頼んで演奏させていただいたのは本当に素敵な思い出です。また、ヴィクトリア・ホールと呼ばれるジュネーブのコンサート・ホールは、長い歴史を感じさせる美しい内装で音楽をひきたてていました。日曜日の昼下がりのコンサートに、老若男女を問わずたくさんの聴衆が集まっている様子からは、クラシック音楽が生活の一部となっていることが窺えました。

ヴィクトリア・ホール

どのような場所で過ごすにせよ「そこでしかできないこと」は必ずあると思います。たとえば現地の同世代の学生と交流することでも、あるいは街中の人々と交流することでも、おそらく何か動かされるものはあるはずです。インターンシップは職場体験や実績を残すこと、ならびに将来の就職へ繋げることなど多くの目的がありますが、それらに加えて「そこでしかできないこと」を模索すると、日々に彩りが加わるのではないでしょうか。

■これからインターンシップを検討される方への3つの提案■

私の経験を踏まえ、これからインターンシップを検討される方には、以下の3点を提案します。

1.応募は十分に準備したうえで、あらゆるチャンネルを駆使すること

応募の際に、用意周到になりすぎることは決してありません。十分な時間と手間をかけて準備することをお勧めします。たとえば応募の方法については、正式な応募プロセスを経る、スーパーバイザーへ直接応募する、あるいは研究室のコネクションを用いるなど、あらゆるチャンネルを駆使すべきです。国連機関のインターンシップへの応募は相当数(担当の方曰く、倍率で考えれば100倍をはるかに超えるそうです)なものであり、少しでも可能性を大きくしたいのであれば、チャンネルの数を増やしておいた方が有益であると思います。また、少なくともWHOでは、正式な応募プロセスは十分に機能していません(担当の方が「全ての応募を把握しているわけではない」とおっしゃっていました)。したがって行きたい部署が具体的に決まっている場合は、直接スーパーバイザーに連絡して自分の希望を伝えたほうが、実現可能性は大きいと思われます。なお、私の場合はインターンシップの数年前に研究室の先生を通じてジュネーブの進藤先生にお目にかかっており、それが縁で直接応募へとつながりました。このように、あらかじめコネクションのない機関への応募を検討する場合でも、何らかの形でスーパーバイザーと知り合えるチャンスはあるはずです。様々な形でのアプローチを試みることが、インターンシップへの道を開くきっかけになります。

必要書類(CVとMotivation letter)は可能な限り早期に作成し、できれば第三者に事前に見ていただくと良いでしょう。作成時には各機関の求める人材や能力(competency)をウェブサイトなどでよく検討してください。こうしたことは当然のように思われますが、たとえば私の場合は十分な時間が取れず、結局第三者に見ていただかずに応募することとなりました。日常の学業や業務に忙殺されている中応募するわけですから、あらかじめ余裕をもったスケジュールを立てて、計画的に行動することが重要だと思います。

2.そこでしかできないことを、<詳細に>検討しておくこと

無事インターンシップに採用されたら、次に行うべきは、そこでしかできないことを<詳細に>検討することとなるでしょう。WHOをはじめ、国際機関インターンシップの多くは無給であり、ある程度の金銭的負担は必須となります。ジュネーブでしかできないこと、ニューヨークでしかできないこと、途上国でしかできないこと――時間とお金をつぎ込んで行うインターンシップを最大限有意義なものにするためにも、これらを事前に詳細に検討してください。こうした内容を渡航前に計画しておくことで、行動の幅も広がると思います。

国連事務総長のWHO訪問 (Photo by Sarah Mak)

なお、可能であれば最低でも2カ月の日程で予定を組まれることをお勧めします。私自身2カ月が過ぎ十分に馴染んできたところで期間終了となり、大変名残惜しく感じました。3カ月程度時間を取ることができれば、より多くを吸収できると思います。

3.転がっているチャンスを自分から取りに行くこと

チャンスは文字通りあちこちに転がっています。したがって、それらを逃さないように行動し自分のものにすることが重要です。WHOの若手職員でも、優秀な方はみな「何でもやらせてください」と言わんばかりに行動していました。実際、「ものは試し」と彼らのそうした態度を真似して、業務以外での依頼も可能な限り引き受けるようにしたところ、複数の機関が関わる大きなプロジェクトでの論文執筆(共著)のチャンスも生まれました。頼まれた以上のことを(質が担保できる範囲で)積極的に行う態度の重要性を感じました。

転がっているチャンスを自分のものとするためには? 上記に加えて、具体的には以下の3点が考えられます。

まず、インターンという立場をうまく活用することです。たとえば、インターンセミナーの講師の先生にコンタクトすること――すなわち、情報を足で稼ぐこと――が挙げられます。WHO本部ではインターンに対して毎日のようにランチタイム・セミナーが行われています。こうした講義で興味をもった分野の講師に講義後メールを送り、直接お話を伺う機会を設定していただくことは、ある意味インターンの特権ともいえます。実際私もポリオ撲滅のサーベイランスについて関心を持ち、講義後に直接インタビューする機会を設定していただきました。インターンに対してはどの職員も大変好意的で、どんな質問でもしっかりと答えてくださいます。

また、「足で稼ぐ」といえば、探検がてらお昼休みに各フロアを回るのもお勧めです。各部署は多くの場合資料をラックに並べて置いてあり、それらの中には大変興味深い資料も少なくありません。こうした資料から、配属部署以外の活動についても理解を深めることができます。ここで生じた興味関心を、担当の職員の方々にぶつけてみるのも大変勉強になります。私の場合は保健システム解析のアプローチに興味を持ち、WHOが出版している本の著者の方と、お昼休みにランチをご一緒させていただき、多岐にわたる質問をさせていただきました。今後の学習の指針やキャリア形成についてもお話を伺うことができ、非常に参考になりました。

さらに多くを吸収しようと思うのであれば、インターンのネットワークを積極的に活用することが挙げられます。ここで出会う友人たちは、いつか遠い日、世界のどこかでお互いのキャリアパスが交差する方ばかりです。また何より、彼らと一緒に過ごすことは本当に刺激的で楽しいものです。ここでしか出会えなかったであろう素敵な友人たちと交流し、彼らと楽しく国際機関での日々を過ごしたことは、何にも代えがたい経験だったと思います。WHO本部に限って言えば、インターンによる委員会が組織されており、毎日のように食事会やスポーツイベントなどが開催されていました。これらを積極的に活用することで、各国から集まるインターンとのネットワークも格段に広がります。

■おわりに――Après un Rêve■

ジュネーブでは多くの方々に感化され、大変充実した日々を過ごすことができました。特に印象的だったのは、帰国直前にお会いした一盛和世先生(参考文献3)の「WHOは風をおこす場所」という言葉でした。先生はこう続けられました――だから「早く、風を受ける側ではなく、風をおこす場所にいらっしゃい」とよく若い人に言うのです。

グローバル・ヘルスの潮流の中、国際機関、ビジネス、財団、NGOなど、国際保健に関与するアクターの数は日々増加し、昨今WHOの果たす役割は相対的に低下していると指摘されます。こうした時代の中、国際機関が果たすべき大きな役割は、先生が指摘されるとおり「風をおこす」ことなのかもしれません。私がこの2ヶ月間で行ったことは、私自身の成長には確実につながりました。そして今回得られたエビデンスは、今後のガイドライン改訂などに活かされることと思います。しかしながら、そのことが果たしてどれだけ「風をおこす」ことにつながっていたでしょうか――インターンとして過ごした夢のあとに、こう考えずにはいられません。

私自身のキャリアパスが今後どう進んでいくかは、正直なところ、まだ私にもはっきりとはわかりません。医師として臨床からのアプローチに目覚めるかもしれませんし、あるいは医療以外の分野からのアプローチを志すかもしれません。ただひとつ現時点で強く思うのは、「風をおこす」に見合うひとかどの人物になり、ジュネーブに再び戻りたい、ということです。そして「風をおこす」ことにより、世界中の人々の健康を守りたいと考えるのです。それはまさに、進藤先生やDr Charles Pennをはじめ、WHOで私がお世話になった先生方が、日々行っていたことでもあります。

そこに到達するまでの課題は、長期的には「深い専門性を持ちながら、複合的なことができるジェネラリスト」(参考文献4)を目指すことです。複雑なシステム思考的アプローチが求められる将来においては、誰にも負けない専門性と、それ以外の分野をもカバーし得る総合性が最も求められることになるでしょう。このことを踏まえ、将来を見据えて、どれほどミクロな作業に従事しようとも、世界を俯瞰的に捉えるリサーチ・マインドを育み続けながら日々を過ごしたいと考えています。

それと同時に、一人の独立したプロフェッショナルとなるために、いかなるときも自己を律するよう心がけたいとも思います。ジュネーブにて業務から生活まであらゆる面で多くを学ばせていただいた進藤先生は「生活がしっかりとしていない人に、きちんとした仕事はできない」とおっしゃいました。あまりに恵まれすぎた環境で過ごしてきた私にとって、この言葉は非常に大きな影響力をもつものでした。実際2カ月間のホームステイで、ささやかながらも家事手伝いをさせていただき、自己を律することの重要性を心から実感しました。仕事と生活のバランスを確立し、双方をプロフェッショナルと呼ばれるにふさわしいレベルに保つことは、決して容易ではないと思います。この貴重な機会を、自律したプロフェッショナルへ向けた第一歩にしたいと思っています。

風をおこすことのできる、ひとかどの人物を目指して――ジュネーブで得られた将来への指針を胸に、私は再び日常へと戻ります。

レ・マン湖の畔にて

参考文献

  1. 国連フォーラム「国連でインターン 第21回 渡辺明人さん」国連フォーラム、2007。http://www.unforum.org/internships/21.html (Accessed on 4 March 2011)
  2. 伊集院静「風の中に立ちなさい」 サントリー広告 朝日新聞2011年1月14日
  3. (参考)以前の一盛先生のインタビューは以下にてご覧いただけます:国連フォーラム「国連職員NOW! 第98回 一盛和世さん 世界保健機関」国連フォーラム、2009。http://www.unforum.org/unstaff/98.html (Accessed on 4 March 2011)
  4. 国連フォーラム「国際仕事人に聞く 第9回 国際機関と保健政策~実践、教育と研究の場から~ 渋谷健司さん 東京大学大学院医学系研究科 国際保健政策教室教授」国連フォーラム、2009。http://www.unforum.org/interviews/9.html (Accessed on 4 March 2011)

Acknowledgement
Let me here show my sincere gratitude to Dr Nahoko Shindo for her every support during my days in Geneva; Dr Charles Penn for his supervision; Dr Takehito Takano and Dr Keiko Nakamura for their backing-ups; and Mr Kazuo Tase, Ms Mayuka Yamazaki and Mr Shunsuke Oyu for their valuable comments. I would also like to thank Tokyo Medical and Dental University for providing us with a six-month research semester, during which I worked with the Global Influenza Programme, World Health Organization as an intern. Last but not least, let me send condolences particularly to those who lost their loved ones in the catastrophic earthquake in Japan in March 2011.

2011年8月24日掲載
担当: 釜我
ウェブ掲載:中村