国連フォーラムでは、勉強会や投稿エッセイなどの知的意見交換の場の他に、国連の現場での活動を実際に訪問するスタディ・プログラムを2010年より主催しています。

2010年の第一回目は東ティモールへのツアーを敢行し、2011年にはタイのメーホンソーン県、2012年にはカンボジア、2013年にはモンゴル、2014年はミャンマー、2015年はスリランカ、2016年はネパール、2017年はルワンダ、2018年はパプアニューギニア、2019年はヨルダンを対象としてプログラムを実施しました。2020年度のスタディ・プログラムは、TICAD7から1年ということもありアフリカ、その中でも「ウガンダ」を対象とします。

2020年:ウガンダ・スタディ・プログラム

2020年度のスタディ・プログラムは、TICAD7から1年ということもありアフリカ、その中でも「ウガンダ」を対象とします。長期間続いた国内紛争からの復興、周辺国からの難民受入、ジェンダー課題や子どもの保護、貧困削減、豊かな自然と社会・経済開発のバランスなど多様な課題を抱えています。これらの課題について、2015年に国連総会で採択されてちょうど5年となるSDGsと、そのキーワードである5つのP(Peace, People, Planet, Prosperity, Partnership)を手掛かりにしながら、1年間のプログラムの中で考えていきたいと思います。

2019年:ヨルダン・スタディ・プログラム

2019年のスタディ・プログラムは、ヨルダンを対象とし、「激動する中東の中心で紛争と共存、世界の平和を考える~持続可能な社会を目指す新しい難民政策のあり方とは~」を中心的なテーマとして実施します。

2018年:パプア・ニューギニア・スタディ・プログラム

2018年のスタディ・プログラムは、パプアニューギニアを対象として実施します。日本からそこまで遠くないにもかかわらず、あまり知られていない国のひとつかもしれません。「島嶼国パプアニューギニアから考える「国際協力」の意義・役割とは?~自然と人間の「分断」と「共生」~」を中心的なテーマとして、紛争からの復興や開発課題という従来のスタディ・プログラムが中心としてきた議題に加えて、気候変動や環境問題にもアプローチする予定です。

2017年より以前のスタディ・プログラムについては現在整備中となります。