ヨルダン・スタディ・プログラム - 福岡報告会レポート
2月24日(土)天神イムズにて福岡報告会を開催しました!
当日は、高校生をはじめとする30名以上の方にご参加いただきました。
まずはじめに、スタディ・プログラムの紹介のあと、2名のJSP参加者より、「アイデンティティ」や「難民との共存」に関する発表がありました。それぞれが感じたこと、考えたことを伝え、難民キャンプの様子やヨルダンの生活について質問も多くいただきました。
そのあと、九州大学九州大学 経済学研究院ユヌス&椎木ソーシャルビジネス研究センターの星野裕志先生より、「ソーシャルビジネス/民間セクターの可能性」と題しました基調講演をしていただきました。バングラデシュの具体的な事例を通して、ソーシャルビジネスの重要性についてわかりやすく伝えてくださいました。
そしてパネルディスカッションでは、「持続的な難民支援や国際協力における鍵は何か?」というテーマの元、4人のパネリストとともにディスカッションを行いました。
最後の全体ディスカッションでは、「日本にいる私たちができること」というテーマについて、難民問題を自分事として考え、多くの意見が出て非常に活発な議論となりました。自分の身近な仕事や学校での経験から深い考察に発展したり、そもそも「難民」という単語がよくないという意見もあり、とても興味深いディスカッションとなりました。
参加者からは、実際に渡航したメンバーと専門家、それぞれの視点から考えることができて勉強になった、今まで自分にはなかった考えに出会えた、貴重な話を聞けて明らかに自分にプラスになった、という声をいただきました。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。