パプアニューギニア・スタディ・プログラム - 報告書「渡航後:クラウドファンディング実施結果」

◆ご支援いただいたみなさま◆

※リターンありを選択した方で、名前の掲載を許可された方のみを掲載しております。この他にも多くの方にご協力、ご支援をいただきました。心より感謝申し上げます。

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志賀裕文さま、廣出和樹さま、古屋慶太さま、根本京子さま、羽賀美樹さま、中野貴行さま、藤田綾さま、山本恵美さま、矢口達也さま、畑杏奈さま、豊福明日香さま、岡本昂さま、岡本有紀子さま、亀田雅紀さま、吉井啓太さま、加藤木文奈さま、田中心一郎さま、安田勝也さま、伊藤響子さま、五十嵐諒子さま、KonoKenzさま、薮祐梨子さま、山本恵美さま、高見純平さま、米田奈央さま、真崎和代さま、坂本和樹さま、星野幸代さま、菅野出さま、井上良子さま、上川恵子さま
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1.PSPにおけるクラウドファンディング実施の背景と目的について

1-1.背景

パプアニューギニアの渡航においては、例年のスタディプログラムに比して高い費用がかかることが予想された。その予想の根拠は下記の事項に基づいている。

  • ⑴ 物価は日本と同水準である。
  • ⑵ 首都をはじめとして全国的に治安状況が非常に悪く、徒歩5分圏内でさえセキュリティの信頼の高い車での移動が必須となる。また、セキュリティの観点から、周囲を塀で囲んだ高額のホテル(安全なホテルは、1部屋をシェアしたとしても1万円前後の費用)に宿泊しなければならない。
  • ⑶ 島国であると同時にインフラも未整備であるため、地方への交通の便も悪く、ニューブリテン島へのフライト代を始め、他のアジア諸国を訪問する場合と比べて渡航費が格段に高くなる見込みである。

つまり、渡航者の半数が学生である中で、例年のスタディ・プログラムと比べて費用が高い実情があり、パプアニューギニア・スタディ・プログラムは例年に比較して高額の渡航費用が予定された。

1-2.クラウドファンディングの目的

上記の背景を踏まえて、クラウドファンディングを実施した主な目的は、下記費用の補填である。

  • ⑴ ニューブリテン島への移動費(約100万円)
  • ⑵ 治安に万全を期すホテルでの宿泊やセキュリティ車などを利用した移動にかかる費用(首都3日間の滞在費約200万円)
  • ⑶ 勉強会・報告会開催費用の補填(回数等により変動するため費用未定)

今回は、⑴ ニューブリテン島への移動費(約100万円)の補填を主な目的として、100万円を目標金額とした。

2.PSPにおけるクラウドファンディング実施の概要

2-1.応募期間

応募期間については、Readyforのサイトにて8月22日-9月14日までの間ファンディングを募った。

2-2.金額・リターン設定

実施に際し、寄付して頂いた方に対して寄付金額の段階別に、以下のような返礼品などを設けた。

3,000円5,000円10,000円
・メルマガで応援者限定のSP活動報告を配信
・ポストカードまたは小物など
・報告書に名前を掲載
・メルマガで応援者限定のSP活動報告を配信
・民芸品の小物など
・現地での写真(10枚)
・報告書に名前を掲載
・勉強会+報告会の動画配信
・メルマガで応援者限定のSP活動報告を配信
・民芸品の小物など
・現地での写真(10枚)
・報告書に名前を掲載
30,000円50,000円100,000円
・勉強会+報告会の動画配信
・メルマガで応援者限定のSP活動報告を配信
・民芸品の小物など
・ビルムなど現地の生地を使った繊維製品など
・現地での写真(10枚)
・報告書に名前を掲載
・渡航後の内部報告会にメンバーとしてご招待(東京または関西会場へオフライン参加)
・勉強会+報告会の動画配信
・メルマガで応援者限定のSP活動報告を配信
・民芸品の小物など
・ビルムなど現地の生地を使った繊維製品など
・現地での写真(10枚)
・報告書に名前を掲載
・渡航後の内部報告会にメンバーとしてご招待(東京または関西会場へオフライン参加)
・勉強会+報告会の動画配信
・メルマガで応援者限定のSP活動報告を配信
・民芸品の小物など
・ビルムなど現地の生地を使った繊維製品など
・玄関に飾れる民族置物やお面など
・現地での写真(10枚)
・報告書に名前を掲載
金額・リターン設定

3. 実施結果

クラウドファンディングを実施した結果、約104万円のご支援を寄付していただくことができた。このご支援は、当初の目的通りプログラムにおける渡航費や活動費として割り当てた。結果として、首都だけではなく、ニューブリテン島のココポ・ラバウルにも渡航することができ、都市と地方における開発課題の違いなどを学び、参加者間で議論を深めることにつながった。なお渡航後には、寄付金額に応じて設定した上記の返礼品を、寄付して頂いた方全員に発送することができた。リターンの一つであるメールマガジンは、1ヶ月に1回の頻度の割合で配信を行い、渡航を通して得られた学びなどを支援していただいた方に共有した。

改めまして、ご協力、ご支援いただいたみなさまに心より感謝申し上げます。