ルワンダ・スタディ・プログラム - 九州報告会 開催レポート
ルワンダ・スタディ・プログラム(RSP)現地渡航報告会@九州 開催レポート
【九州報告会が開催されました】
2月18日、少し暖かくなった福岡の天神にて、ルワンダ・スタディ・プログラムの九州報告会が開催されました。飛び入りの方も含めて40名を越える方々が参加してくださり、ルワンダ人の留学生も何人か来てくださいました。Facebook配信をご覧頂いた方も含めて、ご参加頂きありがとうございました。
報告会は三部構成で行われ、第一部では渡航者による個人発表と参加者ディスカッションを、第二部では九州大学の星野裕志氏をゲストに迎え、パネルディスカッションを行いました。また、第三部では、次期スタディ・プログラムの渡航先を発表しました。
ICTと開発とビジネスが大きなテーマであったため、参加者ディスカッションでは、「地域の発展においてICTや起業活動は必要か?」というテーマで議論しました。
パネルディスカッションでは、星野先生や渡航メンバーの意見を踏まえながら、参加者からも多くの意見を頂いたインタラクティブなセッションとなりました。
今回の報告会では、地域の発展課題を解決する糸口として、ソーシャルビジネスの可能性について、多くの方が様々な地域をケースに語ってくれました。また、参加者から「国を企業とみるか、家とみるかによって考えるべき戦略やもたらされる効果は異なる」との意見もありました。対外的な関心を引きつけることで国を発展させていくのか、家族の一員である国民との文化や意識に重きを置いて成長させていくべきなのか。この報告会が参加者の方にとって、途上国だけではなく、一つの地域の理想的な発展の仕方とは、どういうものであるべきなのかという疑問と向き合う良い機会になっていれば幸いです。