冬のネットワーキング・カンファレンス2017 in 東京 with GSDM
国連フォーラムとワシントンDC開発フォーラムは、毎年、海外からの一時帰国者が多い年末年始と夏休みの時期に合わせ、東京でのオフ会を開催しています。
来る第19回は、東京大学「社会構想マネジメントを先導するグローバルリーダー養成プログラム(GSDM)」との共催で、1月7日(土)に東京大学本郷キャンパスにて開催いたします。
第一部では、スタディ・プログラム(SP)班による帰国報告会と防災や災害復興に関するディスカッション、「天然資源と紛争」をテーマとしたパネルディスカッション、「社会的投資」に関するセッション、更に今回は英語進行で「途上国における医療制度の現状・課題・展望と、国際社会がなすべきこと」をテーマとしたディスカッションを企画しております。
夕刻からは第二部として、立食懇親会を開催いたします。メーリングリストやウェブに参加している方々と実際に顔を合わせて意見交換や情報交換ができる貴重な機会です。
第一部、第二部、いずれからの参加でも歓迎いたしますので、ぜひ皆様お誘いあわせの上、ご参加頂けますと幸いです。
お申し込みは以下のフォームから1月4日(水)23時59分(日本時間)までにお願いいたします。
https://goo.gl/forms/vpG1aEQbPZkLMaWk1.
国連フォーラム・DC開発フォーラム合同
冬のネットワーキング・カンファレンス(オフ会)2017 in 東京 with GSDM
1.日時・プログラム:2017年1月7日(土)
・第一部のセッション:13時00分〜17時30分(12時30分〜受付開始)
・第二部の立食懇親会:18時00分〜20時30分(17時30分〜受付開始)
東京大学本郷キャンパス 工学部2号館211講義室及び213講義室(第一部)、食堂(第二部)にて開催いたします。
【第一部】スタディ・セッション 13時00分〜17時40分(12時30分受付開始)
(1) 「ネパール・スタディ・プログラム帰国報告会:防災・災害復興」(スタディ・プログラム班)
・時間:13時00分〜14時20分
・会場:2号館213講義室
概要
国連フォーラムのネパール・スタディ・プログラム参加者が11月末に合計13の国連・国際機関(6機関のプロジェクト・サイト含む)を訪問した時の経験をシェアするとともに、現地で生まれた問題意識について、一般参加者を交えてのグループディスカッションを行いながら学びを深めていきます。内容についての詳細はこちらのページをご覧ください。
登壇予定者
ネパール・スタディ・プログラム参加者
(2 - A)「天然資源と紛争」(GSDM×NY勉強会班)
・時間:14時30分〜15時50分
・会場:2号館213講義室
概要
天然資源にまつわる多様なアクターの対立について、ビジネス、アカデミア、政府・国際機関の立場から分析し、資源国におけるガバナンス、開発、投資の現状を考える。天然資源開発の是非を問うのではなく、プラスの側面をいかに伸ばし、マイナスの側面をいかに管理するかを議論する。
登壇予定者
華井和代氏:東京大学公共政策大学院 特任助教/コンゴの性暴力と紛争を考える会 副代表、林裕氏:関西学院大学人間福祉学部社会起業学科助教/アフガニスタン国立カーブル大学客員研究員、田中 滋氏:特定非営利活動法人アジア太平洋資料センター(PARC)事務局長、上川路文哉氏:Japan Gaza Innovation Challenge 発起人、高橋尚子氏(司会):国連平和維持活動局地雷対策部スーダン事務所勤務、ほか
(2 - B)「若者への教育投資:ミレニアル世代の「意識高い系」がリードするSGDs」(九州支部&関西支部)
・時間:14時30分〜15時50分
・会場:2号館211講義室
概要
若者の未来への投資を考えるにあたって、どのような若者に如何に投資を行うべきなのか。また、次の未来を創る若者が育つうえでのボトルネックと対処法、大人たちの関わり方について、地域支部での一年間の活動を振り返りつつ、会場を巻き込み議論を進めていきます。
登壇予定者
久木田純氏(関西学院大学教授、元国連児童基金、国連フォーラム共同代表)、塩路和義氏(国連フォーラム関西支部)、柿野和平氏(九州経済調査協会、国連フォーラム九州支部)、菊池令華氏(九州大学法学府、国連フォーラ九州支部)
(3-A) 「社会的投資」(国連とビジネス班)
・時間:16時00分〜17時20分
・会場:2号館213講義室
概要
近年、国内外における大きな潮流の一つとして、「社会的投資」促進への関心度の高まりが見られます。今回の企画では、国連の枠組みやビジネス(金融業界)の取り組み、そして社会起業の支援などの各切り口から「社会的投資」の現状を深掘りし、持続可能な社会構築における金融・投資の役割や連携の在り方を考えていきます。
① イントロダクション「社会的投資の系譜・概念整理」(国連とビジネス班幹事)
② 具体的取り組み例:ARUN(途上国の社会起業への投資)
③ パネルディスカッション
<スピーカー>津崎 宏行 氏(ARUNディレクター)
- アジアの社会起業家や社会的投資の現状について(一般論)
- ARUNでの具体的な活動について
- ビジネスと国連の連携の在り方について
登壇予定者
津崎宏行氏(ARUNディレクター)、その他数名登壇予定
(3-B) 【パラレルセッション(英語)】「途上国における医療制度の現状・課題・展望と、国際社会がなすべきこと」(GSDM)
Global Health Policy and Practice in Developing Countries: Challenges and Reforms—How the International Community Can Contribute to Improving Health in Developing Countries
→English Page
・時間:16時00分〜17時40分
・会場:2号館211号室
概要
日本は国際会議においてUniversal Health Coverage(SDGs 3.8)とそれに伴う保険システムの強化(Health System Strengthening:HSS)の重要性を強調し、ODAとマクロ政策の観点から強力に推進しています。一方で、UHC/HSSの課題の1つとして「マクロの制作とミクロの現場を結ぶロジックが確立されていないこと」が挙げられます。この課題についてNPO法人ロシナンテスが進めている住民参加型、且つ医療・水供給施設を包括した総合的なコミュニティ開発をUHC/HSSと融合させていくための方法論に関して、グローバルな政策や資金の動きを踏まえながら議論していきます。
登壇予定者
川原尚行氏(特定非営利活動法人ロシナンテス代表)、江副聡氏(厚生労働省・グローバルヘルス専門官)、小川智子氏(JICAスーダン事務所)、田瀬和夫氏(司会、国連フォーラム共同代表)、東大GSDMから医療・情報生命科学等を専攻する学生、その他数名登壇予定
【第二部】 18時00分〜20時30分(17時30分受付開始)
立食懇親会
・会場:山上会館
本イベントは研究者や実務者、または国際機関に関心がある社会人から学生までが一堂に会し国連を取り巻く問題やグローバル・イシューについて議論することを目的としています。このため、第二部は軽食をともない参加者同士が自由にネットワークを構築し、議論をすることが出来る機会とします。
・第一部:工学部2号館211講義室・213講義室
・第二部:山上会館
東京都文京区本郷7-3-1
本郷三丁目駅(地下鉄丸の内線)から徒歩8分
本郷三丁目駅(地下鉄大江戸線)から徒歩6分
湯島駅又は根津駅(地下鉄千代田線)から徒歩8分
東大前駅(地下鉄南北線)から徒歩1分
春日駅(地下鉄三田線)から徒歩10分
地図:http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/map01_02_j.html
3.参加費:
・第一部:無料
・第二部:3,000円
4.参加方法:
参加ご希望の方は、1月4日(水)23時59分(日本時間)までに、以下リンク先のフォームに、お名前(フリガナ)、ご所属、電子メールアドレス、自己紹介・活動紹介のメッセージ(出席予定者リストに掲載)、ご参加を希望されるセッションを記入し、お申し込み下さい。
お申し込みはこちらのフォームから
https://goo.gl/forms/vpG1aEQbPZkLMaWk1.
お申し込みを頂いた方には、開催日前日にリマインダーを兼ねて出席予定者リストをお送り致します。
1月4日(水)23時59分(日本時間)までに、2フォーラム合同ネットワーキング・カンファレンス(オフ会)専用アドレス(offkai.2forum@gmail.com)宛てにご連絡ください。
多くの皆様のご参加をお待ちしています。
【参考】国連フォーラム・ワシントンDC開発フォーラム
国連フォーラムは、国連のことをもっと知りたい、国連の活動に貢献したいと考えている実務者、研究者、学生、メディア関係者など幅広い人々を対象として、国連についての 知識を得、議論に参加し、さらには活動に参画する場を提供することを目標としています。さらに、 議論の深化と発信を通じて、参加者にとって有意義な変化を引き出すことを目標としています。
http://www.unforum.org
ワシントンDC開発フォーラムは、グローバルな開発戦略と日本の関わりについて考え、行動に移すための関係者の情報交換・意見交換の場です。フォーラムを通じての交流は、日本や途上国、国際機関所在地など世界各地に広がっています。様々な開発関係者が、組織や場所の制約を超えて情報と知見、更には情熱と気概を共有し深化させることが出来れば、大変嬉しく思います。
http://www.devforum.jp