ヨルダン・スタディ・プログラム - 北海道報告会レポート
2019年12月21日
@北海道大学クラーク会館
JSP参加者の個人発表では、それぞれ保健や教育の視点からヨルダンの現状や考察について発表し、参加者の方々も真剣に聞き入っていました。
その後、ゲストの式部さん(北海道大学非常勤講師)と山下さん(特定非営利活動法人国連UNHCR協会北海道エリアマネージャー)より活動を紹介していただき、パネルディスカッションを行いました。日本の学生の意識や団体の資金調達について、国連職員の吉村さんや教育学部のJSPメンバーととともに考えました。お二人の活動に共通していることとして、国際社会の課題を自分事として考えてもらうにはという視点が印象的でした。
全体ディスカッションでは、「難民支援として日本にいる私たちができることは」というテーマのもと、参加者から活発な意見が出て盛り上がりました。JSP報告会に参加したということが行動の第一歩になっているという気付きがあった参加者や、日本や海外の寄付文化、そして次にいつ何をするという行動に移すということ等、様々な意見が出ました。オンラインからも多くの方が視聴してくださいました。
報告会後の懇親会でも共通の話題で多くを語り合うことでき、とても温かい雰囲気の楽しい北海道報告会となりました。ご参加いただいた方からは「ディスカッション形式で色々な方の話を聞けて、とても有意義だった」「自分が日本でできることは何か、という課題についていつも避けがちだったが、向き合うことができた」などの感想をいただきました。東京からかけつけたJSPメンバーからも、「自分達の学びを共有するだけでなく、さらに発展させた議論を報告会に参加者の方々とすることができ、とても有意義な時間だった」という声がありました。
ご参加くださった皆様、パネリストとしてご登壇いただいた皆様に、改めて御礼申し上げます。