ミャンマー・スタディ・プログラム - 参加者紹介「第22回 西崎萌さん」

「すべては自分次第!」

所属:筑波大学教育研究科修士課程1年(スクールリーダーシップ開発専攻)

MySP担当班:副実行委員長(ロジ・企画・広報統括)

写真①

さて、いよいよ自己紹介リレーもラストになりました。

1ヶ月ぐらいずっと、何を書こうかしら…?と悶々と悩んでいました。

私は国連フォーラム幹事で、スタディ・プログラム班の運営をしています。もっと言うと、遡ること3年前、2011年タイ・スタディ・プログラム(TSP)の事前準備・現地渡航が楽しすぎて、そして人材育成の観点からもいいプログラムだ!と確信した私は、国連フォーラムの共同代表である田瀬さんに「スタディ・プログラムをずっと続けたいので、スタディ・プログラム班作りましょう!!!」と鼻息荒く言い放ち、本当にスタディ・プログラム班を作ってしまいました。そして、現在に至ります。

だから、スタディ・プログラムに参加する事、そしてスタディ・プログラムに参加したみなさんの充実した笑顔やキラキラ輝く目を見ることは、本望なのです。

ほらね。MySPに参加したきっかけの紹介が終わってしまいました。

さて、どうしましょう。

あれこれ悩んでいるときに、ふと、あることに気がつきました。

私は、参加者で唯一「お母さん」なのです。プロフィールの写真は、正真正銘、私の息子です。

小学生の時に見た「学校に通いたくても通えない目に涙をためた子どもたちの写真」に衝撃を受けて、幼いながら「世界の子どもたちを笑顔にする人になりたい!」と大きな野望を心に抱きました。それからというもの、国連職員になることが、私の人生の最優先事項となったのです。特に、教育は人生の可能性を無限大に広げることができると思い、教育開発に焦点を当てて自分の専門性を深めていくことに決めました。

大学では教養学部で教育や開発、国際関係、公共政策に教職課程と興味の赴くままに手広く学び、長期休暇の度に海外へ足を運びました。模擬国連や国際問題を議論するセミナーを運営する学生団体の活動にも熱中しました。大学卒業後は、人材コンサルティング会社に勤務しました。

そして、TSPで訪れた学校が私のキャリアをさらに方向付けるきっかけになりました。タイの最貧困地域であるメーホンソーンにある山岳地帯の学校では、学びたいのに「遠いから先生が来たがらない、先生がいない」ということで、満足な教育を受けられない子どもたちの姿を目の当たりにしたのです。それまで教育が受けられないのは、経済的な事情など子どもたちとその親の側に原因があると思っていた私には、衝撃的でした。そして、教育開発の中でも、学校、特に教員に関わる問題に関心が絞られました。

その後、自分自身も教員を経験したいと思い、高校教師になりました。担任として日々子どもたちと向き合い、また、同僚の先生方とどのように教師としての指導力をつけるか探る中で、たぶん途上国でも日本でも変わらない教師としての仕事の難しさなどを感じるようになりました。これはとても貴重な経験でした。日々の教員生活のエッセンスをノートに書き留めて、自身の経験を参考に研究しようと考えました。そして、今、大学院の修士課程で教員研修や教員養成について研究しています。「お母さん」業をしながら。

お母さんだけど、大学院生です。

お母さんだけど、息子を主人と実家の母に託して海外に行きます。

息子はようやく1歳になりました。

「小さい赤ちゃんがいるに、よく大学院生や海外に行ったりできるね」

「赤ちゃんと離れていてさみしくないの?」

よく聞かれます。笑

でも、私は自分の目標を追求することと、息子を育てることは両立できると思っています。もちろん、できない理由は、思い浮かべればいくらでも出てきます。でも、それじゃあ楽しくない、自分らしくない。だから、「できる」方法を考えるんです。

もちろん、一人ではそうもいかなくて、周りの人が助けてくれるからできるようになりました。MySPの勉強会には、息子も一緒に参加です。遊び相手をしてくれたり、泣いても嫌な顔を見せかったりするメンバーに感謝しています。

すべては自分次第。

「これは無理かも…」と思うこともあっても、意外と進んでみるとうまくいく。そう信じて、これからも頑張りたいと思います。

この記事を読んだみなさんも、ぜひ、自分で無理と決めていることは本当に無理なのか再考して、本当にやりたいことに向かって突き進めることを願っています。