ウガンダ・スタディ・プログラム - プログラム概要

国連フォーラム主催「みんなでつくる」ウガンダ・スタディ・プログラム(USP)について

2020年2月24日
USPタスクフォース作成

1.本年のプログラムテーマ

「アフリカの真珠」ウガンダから考える、持続可能な社会のあり方
〜平和・人権・環境・開発〜

《テーマのねらい》

2020年度のスタディ・プログラムは、TICAD7から1年ということもありアフリカ、その中でも「ウガンダ」を対象とします。東アフリカ地域の安定の要として重要な役割を果たすウガンダですが、長期間続いた国内紛争からの復興、周辺国からの難民受入、ジェンダー課題や子どもの保護、貧困削減、豊かな自然と社会・経済開発のバランスなど多様な課題を抱えています。これらの課題について、2015年に国連総会で採択されてちょうど5年となる「持続可能な開発目標(SDGs)」と、そのキーワードである5つのP(Peace, People, Planet, Prosperity, Partnership)を手掛かりにしながら、1年間のプログラムの中で考えていきたいと思います。

2.プログラムの達成目標

(1)知識の習得と議論する力の獲得、(2)ネットワークの拡大
(3)リーダーシップの涵養、(4)学びや経験の発信と議論の深化

3.プログラムの運営方針

本プログラムは、参加者「みんなでつくる」ことを運営方針としています。具体的には、渡航前の事前準備(訪問先のプロジェクトリサーチ、訪問先との交渉、ロジの手配、事前勉強会の企画と運営)から現地渡航、渡航後の報告(報告書の作成、報告会の実施)や事後勉強会の企画と実施まで、約1年のプロセスにおいて参加者それぞれが役割を担い、プログラム策定を行います。したがって、「みんなでつくる」を実現するために、参加者は可能な範囲で精一杯の貢献をしていただくことが期待されています。

4.プログラム期間

  • 2020年2月24日(月)~2020年3月22日(日):募集期間
    • ※ 募集要項はこちらです。30名〜40名程度募集します。
    •  募集要項をしっかりと読んだうえでご応募ください。
  • 2020年4月19日(日)~9月12日(土):事前準備
  • 2020年9月13日(日)~9月19日(土):現地渡航
    • ※ 13日(日)午後現地集合〜19日(土)午前現地解散
  • 2020年9月20日(日)~2021年3月末(予定):事後プログラム

※ 新型コロナウイルス感染症の世界的な蔓延に伴い、現地渡航は延期となりました(2020年8月8日追記)。

【2020年4月から現地渡航まで】

(1)渡航準備:参加者が企画、ロジ、広報、研究等のチームに所属し、プログラムを策定

(2)事前勉強会:現地渡航における学びを最大限得るために複数回の勉強会を企画・実施(東京、関西、九州、北海道など各地域に会場を設置、海外からの参加者はオンラインで参加。)

【現地渡航から2021年3月(予定)まで】

(1)事後勉強会の企画・実施:事前勉強会と現地での学びと議論をさらに深化させる場として実施。

(2)報告書の作成・発表:事前から渡航まですべてのプロセスにおける学びをまとめた報告書を作成し、国連フォーラムウェブサイトに掲載。

(3)報告会の企画・実施:事前から渡航まですべてのプロセスにおける学びを共有し、議論を行う場として全国各地での報告会を企画・実施。

5.訪問予定先(例)

UNDP、FAO、WFP、UNHCR、IOM、UN Womenなどの国連機関、世界銀行、JICA、ウガンダ政府機関、民間企業、NPO・NGOなどウガンダ国内におけるプロジェクト事業地

6.プログラム参加費(目安)

約8万円を想定:現地での費用(ホテル、移動、食事など)、およびプログラム遂行にかかる費用(オンライン通話契約代など)
※ 国連フォーラムのネットワークを活用し、なるべく廉価でコストパフォーマンスの高いものとなるようにしています。

(注意点)

  • 予防接種、入国査証(ビザ)、航空券、保険にかかる費用は、上記8万円とは別に、各自でご手配いただきます
  • その他、プログラム中に合宿などを行う可能性があります。海外在住などを除き、可能な限り参加いただけることを期待しています。

7.問い合わせ先

unforum.usp@gmail.com

みなさんのご応募を心からお待ちしております!!!

ウガンダ・スタディ・プログラム タスクフォース一同:赤星聖(委員長)、日比野佳奈、木村茉莉(以上、副委員長)、田瀬和夫(国連フォーラム・コーディネーター)、朝比奈実央、右馬治樹、小坂真理子、島倉愛理、清水文香、高見純平、辻直子、中西萌、真崎宏美、丸山拓人、水野さくら、吉村美紀、依田恵(以上、タスクフォース)、瀬戸万里奈、西崎萌(国連フォーラム・スタディ・プログラム班)