カンボジア・スタディ・プログラム報告書(目次はページ下にあります)
第4章:運営報告
第8節:事後報告会の実施状況
1.目的・趣旨及び内容
- プログラムの実施報告・プログラム参加者が現地で得た知見や経験のアウトプット
- プログラム参加者による問題提起に基づく報告会参加者との双方向の議論の場
- プログラム参加者の問題提起に対してコメンテーターなどの識者の知見を得る場
- 次回スタディ・プログラムの告知
2.事後報告会について
2012年11月に「国連フォーラム」主催で行われた「みんなでつくるカンボジア・スタディ・プログラム(CSP)2012」の報告会を日本各地以下の日程で開催した。今回の報告会は@国連フォーラム「カンボジア・スタディ・プログラム」参加者からの報告・発表、Aゲスト講師からのコメントや意見交換、B報告会参加者とのオープンディスカッション、C次年度スタディ・プログラムの説明などを盛り込んだ。報告会では、カンボジアに関する議論に限定せず、各会場のゲスト講師や参加者の方と国際協力についての議論や懇親会も実施した。
(1)第1回:九州会場
【日時】2013年2月15日(金)15:00〜18:00
【場所】西南学院大学(福岡市早良区西新6-2-92)1号館305教室
http://www.seinan-gu.ac.jp/campusmap.html
【講師】富田 麻理 准教授 (西南学院大学 法学部)
成田 健二 調整官 (国連ハビタット福岡本部)(2)第2回:大阪会場
【日時】2013年2月16日(土)14:00〜17:00
【場所】大阪大学豊中キャンパス国際公共政策 研究科 2F講義シアター
http://www.osaka-u.ac.jp/ja/access/toyonaka
【講師】星野 俊也 教授(大阪大学国際公共政策 研究科)(3)第3回:東京会場
【日時】2013年2月17日(日)13:00〜15:30
【場所】筑波大学東京キャンパス文京校舎 5階504号室
http://www.tsukuba.ac.jp/access/bunkyo_access.htm
甲斐田 万智子氏 (国際子ども権利センター 代表理事)
柏木 健一 准教授 (筑波大学、人文社会科学研究科)
市川 政雄教授 (筑波大学 ヒューマンケア科学専攻)
第2章:渡航前事前勉強会
第1節:第一回勉強会
第2節:第二回勉強会
第3節:第三回勉強会
第4節:第四回勉強会
第3章:現地プログラム
第1節:概要・全体マップ
第2節:ブリーフィング
第1項:
アジア太平洋地域の食料安全保障について(FAOアジア太平洋地域代表兼事務所所長:小沼 廣幸さん)
第2項:ユネスコの文化遺産保存と当該国への影響・意識について
(元ユネスコ職員、JSPSバンコク事務所長:山下 邦明さん)
第3項:MALISプロジェクト概要について(FAOカンボジア事務局プロジェクト・マネージャー:Iean Russell博士 )
第4項:農民の収益向上への農協の取り組みについて(6名の農協運営メンバー)
第5項:カンボジア特別法廷と国際刑事裁判について
(UNAKRT捜査判 事部分析ユニット長:藤原 広人さん、UNAKRT広報官:前田 優子さん)
第6項:警察訓練支援の人身取引取り締まり強化プロジェクトについて
(カンボジア内務省長官兼LEAPプロジェクト議長:Prum Sokha内務省長官)
第7項:カンボジアでの地雷問題と開発について(JMASカンボジア事務所:渕上 浩美さん)
第8項:
クメール・ルージュ政権下のジェンダーに基づく暴力被害者を対象としたプロジェクトについて
(CDPコーディネーター:Savorn Duongさん)
第3節:見学・ツアー
第1項:世界遺産アンコール・ワット・バイヨン2時間遺跡巡りツアー(JASA広報担当:吉川 舞さん)
第2項:アンロンベンのタ・モク博物館見学(元兵士の方より施設の説明)
第3項:FAOが実施する保護池での魚の品種保護活動の見学(Iean Russell博士からの説明)
第4項:
かものはしプロジェクトのコミュニティーファクトリー支援活動の見学
(かものはしプロジェクト現地駐在員:亀山 菜々子さん)
第5項:UNESCO世界遺産候補サンボー・プレイ・クック遺跡ツアー(JASA広報担当:吉川 舞さん)
第6項:キリング・フィールド見学
第7項:トゥール・スレン虐殺博物館見学
第4節:経験・交流
第1項:アンロンベン地区における小学校の訪問(小学校の生徒約30人との交流)
第2項:アンロンベン地区における稲刈り体験(村長の家で農村の人々約30名)
第3項:クーレン地区での農村宿泊体験(水も電気もない村での宿泊)
第4項:クーレン地区のヘルスセンター訪問(現地の医師・看護師とのQ&A)
第5項:クーレン地区のフィールド・ファーマー・スクール訪問
(フィールド・ファーマー・スクール実施者宅を訪問)
第6項:オークルカエ村での農村宿泊体験(水も電気もない村での宿泊)
第7項:「中田厚仁さん」の軌跡(通称“アツ村”に住む村人とのQ&A)
第8項:CSP現地参加者全体でのディスカッション(現地渡航者25名によるディスカッション)
第4章:運営報告
第1節:プログラム実行委員会組織概要
第2節:プログラム策定
第3節:ロジ手配
第4節:会計報告
第5節:現地での保健・健康状況
第6節:参加者による事後アンケート内容と結果
第7節:ソーシャル・メディアの活用とアウトリーチ
第8節:
事後報告会の実施状況
参考資料:
表1:実行委員会組織図
表2:プログラム作成プロセス一覧(概略)
表3:現地手配詳細
表4:CSP参加者アンケート集計結果(2013年1月作成)